カーボンニュートラルなジェリー

コンサルティングから脱炭素分野に転職したジェリー。自分と世界のカーボンニュートラルを目指して奮闘します。Z世代。

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コンサルティングから脱炭素分野に転職したジェリー。自分と世界のカーボンニュートラルを目指して奮闘します。Z世代。

最近の記事

「新しい資本主義のアカウンティング」

目次 第一章:「新しい資本主義の意味」 第二章:「新しい資本主義」はなぜ分配に注目するのか 第三章:「分配」戦略の前提としての「成熟経済社会」とは 第四章:DS経営・経済モデル「付加価値分配計算書」の活用 第五章:シミュレーション①マクロ・経済社会へのインパクト 第六章:シミュレーション②就活生ー従業員・投資家・役員・事業の行動変化 第七章:DS経営の実践に向けて 関係者の役割・動向 終章:成熟経済社会のアカウンティング 次世代のウェルビーイングのために サマリ 第一章

    • 絶滅できない動物たち〜自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ

      https://amzn.to/3jKzjPe 脱絶滅は、正義か タンザニアのウズングワ山塊の奥地に、乾期も水量が落ちない滝があった。極度の電力不足に悩まされているタンザニア政府にとって、この滝は水力発電の建設プロジェクトの候補地として申し分なかった。しかし、その滝には、その滝にしか生息していないカエルがいた。 実際、当時のタンザニアでは、電力不足による弊害で、多くの子供や老人が亡くなっていたという。確かに、一種類のカエルの種を存続させるために、発電量が制限され国民に電

      • 森田真生「僕たちはどう生きるか」

        本書を読みながら、リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』や高橋源一郎『さようならギャングたち』に近い感覚を受けた。外側で終わりゆく幻想世界を、静かに眺めている感覚。 
パンデミックと気候変動。小説ではなく、今現実として終わりゆく世界で、僕たちは何を考え、何を次に残せるのか。本書の思索で、緩やかな絶望のなかに微かな希望が見え、泣きそうになりながら読んだ。 
 「人新世」という言葉が浸透し始めた。
温暖な気候が1万年続き、緩やかな人類の繁栄をもたらした「完新世」は唐突な終わ

        • 脱炭素をしごとにするときに考えたこと

          身内向けに書いた近況報告を転載します。 【ご報告】 今の会社を年内で退職し、東京の外で生活することになりました! しばしば東京には来ると思うので、その時はぜひ遊んでください。 ここからは、少しネガティブな内容になります……。 以前からコンサルティングという仕事が性に合わず、早く辞めたいと思っていました。 絵に描いた餅、という諺があります。 どこもそうだと思いますが、この手の仕事は、餅を見たことがない人に餅の絵を描かせているような印象でした。 僕も例に漏れず、自分が描