ジェローム・シャントルウ
僕の中に浮上したピカビアと言う不思議な存在の正体を探っていきたいと思います。
サカサペンギングサは発見された時 動物界と植物界の境界線を漂う 大変珍しい生き物として 生物学の常識を揺るがした 極めて曖昧な存在とは言え その名の通りあくまでも「クサ」ということで 根本的に植物に属するものと見なされた しかし最近、その生態の研究が進み 思わぬサカサペンギングサの真実に近づいてきた 「サカサペンギングサの種」と言われる卵型のものから生まれ サカサペンギングサは比較的普通のペンギンとして生きてきた ペンギン界の中でことのほか繊細でデリケートなサカサペンギ
個展に際して、ワト舎店主ジェローム・シャントルウから岩田さんへ、 岩田さんからジェロームへ、お互いに気になることを質問し合ってみました。 ジェローム・シャントルウ → 岩田圭音さん Q: ブローチと原板のセットという珍しい形の岩田さんの作品に至るまでの経緯は? 原板であるブローチを使って版画を多くても二、三枚しか刷らないという贅沢な作品は素晴らしいです。 僕だったら何枚も何枚も刷りたくなってしまいそうですが、岩田さんはどうやってそれを我慢できますか? A: 作品作りの契
コワさず、使いつづけるが好きです。 でも死んじゃったので、もう一回新品に なろうと思いました。 Go to hell !!! and I'll be back 💛
旅人がその時、自分が世間について行けない と言うもやもや感の原因が分かった。 自我をさがし求めて歩き過ぎた。 内面を向いて歩きつづけていたから 周りの変化に気づくことが出来なかった。 他人が見えてなかった。ずっと。 旅の途中で出会った人々のことを思い出そうとしたが 最初のヤナカ村のおばさんの顔すら思い出せない。 「だったら、戻ってもう一回やりなおそう」と決めて ヤナカ村方面に歩きはじめた。 「もしかすれば、おばさん、ぼたもちくれるかも…」 つゞく
「ああ、忙しい!」 ヤナカ村のおばさんはせわしなく 手を動かしていた。ヤナカ名物の ぼたもちを作るために。 「今日は出来る気がする、赤いぼたもちが…」 彼女は何だって出来る気が 不思議としていたのだ。 つゞく
はじめまして。アコーディオンひきの鶏山です。 誰もいない、深夜の部屋で、こうやって 一羽で演奏していると…、なんだか うつうつとした気分も、晴れるのさ。 知ってるかい?アコーディオンをひくと… 大胸筋も鍛えられて一石二鳥なんだぜ? つゞく
人々が 作る町が 育てる 人々 人々が街を作るのか 街が人々を育てるのか ピカビアがまた おとずれた街で バッグ2ケ分の 哲学を見つけた ものごとは皆 何かの延長だったり つゞきだったり この街に 名があるとしたら それは人々の顔に 書いてあるものだろう
僕の中の ピカビア浮上で 自我再建 *** と、その時 最後の文字に力が入り過ぎたか マッチ棒が折れ 描く線が思わぬ方向に…
「知らない」 「知らない」 「知らない」 旅人が出会うものたちは みんなその鳥を知らないと言った。 そうしてみんなすぐにちがう話を始める お茶とか花とか風向きとか… つゞく
「戦車に載った鳥を見なかったか?」 その旅人は聞いてきた。 どうやらその大きな荷物の中には その鳥の食事が入ってるらしい。 つゞく
むかしむかし、ヤナカ村というところ おじさんとおばさんが暮らしていた。 ある日、大きな荷物をかついだ 旅人がたずねてきた。 つゞく
絵の中の 何処が自画像 と訊くかな *** どこが自画像というより いつ自画像が始まるか それは 絵を描こうと思った時 他人に見せようと思った時 où dans l'image est l'autoportrait quelle question il est dans l'intention d'abord puis dans l'exposition
ハリガネさん5号 運の良い僕は 友達を ツクッタことが ないけど 友達に 作られたり 救われたり
クレオパトラの浴室シリーズ *** 守るものに守られて _________ protégé par ce que l'on protège
クレオパトラの浴室シリーズ *** 喪失感で計る 実在の濃度 ____________________ le sentiment de perte comme jauge de la réalité des choses ou le petit pingouin est mort
”色を塗れば ちゃんとした 飛行機に なるんだよ” 村上春樹 「TVピープル」 ***** だから公園の男の子は棒一本でいつまでも遊べる だからおじさんは何かの形した雲を一所懸命見てる だから女の子は布切れひとつでお姫様 だから僕だって帽子をかぶればナポレオン だから道端で拾った何かのかけらが宝になれる だからモノゴトの良し悪しは受け入れ方次第 だから簡単に人々が騙される だから簡単に自分自身を騙すことが出来る だから人々はのこの世の中を正常なものとして受け入れられる だから