ブリンビン (スターフルーツ)
Belimbing manis
Averrhoa carambola
カタバミ科 ゴレンシ属
バリ語
英語 : starfruits
日本語 : ゴレンシ、スターフルーツ
熱帯アジアが原産の常緑低木。高さ3〜12m、熱帯アジア、日本では沖縄で栽培されている。小さなピンク色の花を1年中咲かせる。星の形になる果実は大きさ20cmくらい、緑色から熟すと黄色くなる。甘酸っぱい味だが、星の先端の尖っている部分は渋みがあるので、そこはカットして食べる。
利用部分
葉と枝 リウマチ、下痢、打ち身、インフルエンザ
実 咳、のどの痛み、高血圧、尿結石
花 セキ、マラリア
根 関節痛
作用
抗炎症作用
利尿作用
鎮咳作用
解熱作用
抗リウマチ作用
沖縄に行った時、初めてスターフルーツを食べた。輪切りにすると星の形になることから、スターフルーツという名前がついている。ただ見た目のわりには水分が多いだけで、あまりおいしいものでもない。
星の形の果実は甘酸っぱい味がする。しゃきしゃきした歯ごたえはナシに似ているかもしれない。食べる時は、先端の5つのとがった部分だけ切りとって食べる。皮もそのまま食べていい。
ジュース、サラダ、砂糖漬け、酢漬け、ルジャックにしたりして食べる。若葉はラワールなどの料理に使えるそうだ。
スターフルーツは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、植物繊維などを含んでいる。花は、咳止めや口内炎、マラリアの治療に使う。葉をつぶしたものは、リウマチや打ち身の治療に使われる。
スターフルーツにはショウ酸塩という成分があるので、腎臓が悪い人やコレステロールが高い人は食べない方が良い。