チャべ (唐辛子)
Cabe
Capsicum Annuum / トウガラシ
Capsicum frutescens / キダチトウガラシ
ナス科 トウガラシ属
バリ語 : tabia
英語 : chili
日本語 : 唐辛子
別名 : cabai
熱帯アメリカ原産の唐辛子は。メキシコから北米、そして世界中に広まった。高さ1~2m、小さな白い花をつける。真っ赤な大型のトウガラシは、実の長さが10~15cm位。緑色の小型のものは5cm前後の大きさで辛みが強い。
温 性
利用部分
実 食欲増進、リウマチ、口内炎、インフルエンザ、
夏バテ防止、育毛
葉 消化器系を助ける、便秘
作用
健胃作用
食欲増進作用
血行促進作用
発汗作用
抗リウマチ作用
殺菌作用
辛さが決め手のインドネシア料理に欠かせない材料のひとつ、唐辛子にはいろいろ種類がある。バリでロンボクと呼ばれる赤くて大きな唐辛子はあまり辛くない。小さな緑色の唐辛子はチャべ・ラウィットと呼ばれ、小さくても1番辛いといわれる。
唐辛子に含まれているカプサイシンが辛さのもとになる。特に辛さが強いのは種のところなので、ロンボクを料理するときは種は捨てて皮だけを使うことが多い。ビタミンA、Cにも富んでいて、血行を促進し発汗を促す。
煎じて飲む場合は、唐辛子を乾燥させ粉末にして、お湯を割って飲む。また、その液をリウマチなどの痛いところに湿布する。ただし胃腸の弱い人やのどが痛い人は、チャべ・ラウィットは食べない方がいい。また、唐辛子の葉も食べることができる。便秘の時は、唐辛子の葉を水の中でもんで青汁を飲むと効果がある。