8コマ漫画 【黒パンで腹パン ドイツ編】
ドイツで面食らったのはブルスト(ソーセージ)だけじゃなくて
パンとチーズ
特にパンの中でも黒パン
そのまま食べると
酸っぱくて
ボロボロしてて
マジまずい
けど
チーズを挟んで食べるとあら不思議
黒パンの酸味と
チーズのクリーミーな酸味が織りなすハーモニー
は~~もおねぇぇぇーーーー
ベルリンからデュッセルドルフに向かう時
ユーリが俺にサンドイッチを作ってくれた
黒パンにぎっしりチーズが挟まったものと
もう一つは
スライスしたりんごとクリームチーズを和えたものを挟んだもの
※デュッセルドルフの宿 呼び鈴ブロークン
パンよりご飯
ご飯より麺
だから
ゴメン
って思っていた俺も
黒パンだけではまずいのに
ドイツの黒パンの魔法にグイグイやられて
パンだけで腹パンパン
日本でかったら高いだろうと思って
黒パンを三斤ほど買って帰ったんだけど
黒パン固くて
リュックに押し込むの大変だった
帰国してわかったことなんだけど
黒パンって
今でこそ小麦を使わずライ麦や全粒粉でつくっているので
とにかく健康に良く
しかも野菜がなかなかとれなかったドイツにとって
まさにミラクル健康フードで
しかも貧乏人の食べ物だったんだって
詳しくはこちらで
黒パンについて
貧乏人の小作人たちは
いつか腹いっぱい白パンを食べたいなぁと
かったーい黒パンを齧ってたらしい
日本にも
もともと貧乏人が食べてて
その存在が見直されて
健康食品だったり
高級な食べ物になってるものあるよな
ホルモンだって放るもんってことでもともと捨てたれてたし
モツ鍋だって九州の炭鉱ですてられた臓物を炭坑夫が食べてたし
もともとカナダではイクラって食べないで捨ててたとか
玄米のほうが米より高いって
おかしいよな
この前山梨の牛山さんちにお米60キロ取りに行って
30キロは精米したけど
精米するほうがお金かかるかんね!
※ユーリの日課は毎日朝に植物たちに水をやること、今年は極楽鳥花の花が咲いた
以下
2018年9月22日の手記より
ユーリの手作りサンドイッチは
金に変えられない
武骨だけど
彼の丁寧さが伝わる
毎日両手に大きな如雨露もって
植物に水をやる男の味
ユーリのプチトマトもチョーサイコー
俺は基本
快適より生きてる実感優先
だから切符や
読み終わった本の縁を千切って
手で砕く時間が好き
一つ一つ
当たり前にかかる時間を
身体で感じ
何もかも右にスワイプして
すっ飛ばしてた時間と
コレ同じモノなんだよなぁ
って
確かめてる
そんな感じ
そんな感じー
そな感じー
いえー
みなさんのサポートでより一層ぶっ飛んだ行動ができます。一片の悔いも残らない程ぶっ飛ばしていただければ幸いです。