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【文房具】私の12年間のボールペン遍歴
小さい頃から文房具が好きだった。
勉強道具である文房具は他のおもちゃに比べると頻繁に買い与えてもらっていたこともその理由かもしれない。
特に大学受験のときは文房具は自分の体の一部といっても過言でなかったので、好みのものをこだわって使ってきた。
特にボールペンは高校から拘って使ってきたのでこれまでの一軍ボールペンまとめてみよう。
【高校時代(2013〜)】 エナージェル 0.5mm ぺんてる
エナージェルは受験勉強で本当にお世話になった。
私は今思えばイキリ受験生だったと思う。
特に高3の夏以降の自習ではシャーペンではなくボールペンを使うことで消しゴムを使う時間まで切り詰められるという持論を展開し、試験以外はボールペンを使うことにこだわっていた。
エナージェルはゲルインクタイプというボールペンで、油性よりサラサラ滑りが良く、濃くインクがでた。
乾きにくく滲みやすいというジェルタイプ共通のデメリットもあるが、無印良品で藁半紙っぽい紙質のらくがき帳を使うことでそれらの欠点をカバーできた。
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【大学時代(2014〜)】ジェットストリーム4&1 三菱鉛筆
みんな大好きジェットストリーム。
当時はボールペンはジェットストリーム一強だったと記憶している。
大学はとにかくPCや教科書と荷物が多く、ペンは最小限に減らした。そのためボールペン4色にシャーペンまで付いているこの多機能ペンを良く使っていた。
大学の授業はノートを取るのも忙しい。すぐに4色使えるのがとても良かった。リフィルを何度も買い替えば安く使い続けられたので、大学+大学院の合計6年間ヘビーユーズした。
実験の記録を記入する実験ノートは改竄防止の為に、ボールペンしか許されておらず、孤独な研究生活で実験のお供にもなった。
【社会人時代(2020〜)】 ブレン3C 0.5mm セブラ
ジェットストリームと突然決別することになった。運悪くリフィルを使い切る前にインクが出なくなる現象が3回連続したからだ。
「熱心なファンこそ、アンチに転じやすい」
今までのジェットストリーム愛はマイナス方向に振れてしまいまい、この事件以降ジェットストリームは触っていない。
そして新たなボールペン探しの旅に出てから間もなくして出会ったのがブレンであった。
しっかり油性インクがでて、書き心地もよく、そしてかすれない。仕事柄、屋外で筆記作業をする場面もあったが、多少雨で濡れた紙にもしっかり書けて大満足だった。
それ以来、多機能タイプ、単色タイプ、0.5mm、0.7mm、色違いなどのバリエーション違いを持っている。
【これからの主力候補達(2025〜)】
ざっとこんなボールペン遍歴の私であるが、これからスタメンを勝ち取っていくであろうボールペンが2つある。
①ブレンU ZEBRA
またブレンかよと思うかもだが、ブレンの新作だ。
これは旧型をスリムにしたフォルム(uniball oneと酷似していないか…)で弱点だった軸やクリップの安っぽさをカバーした形だ。インクもさらに濃くかすれにくく改良された。
社会人になりPCでメモも議事録も取れる時代ではあるが、ちょっとしたタスクや思いついたメモを戻すのは紙とペンに限る。
これからもブレンを愛用していくと思う。
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②Uniball one Zento 0.5mm
2025年2月に発売したてのユニボールの新作だ。
ジェットストリームを愛せなくなった私は同じ三菱の水性ボールペンに惹かれつつある。ブレンはしっかりくっきり書きたいとき、Zentoはさらさら滑るように書きたいとき、攻守共に万全だ。
ZentoにはStandard、Flow、Signature と松竹梅用意されているが、個人的にはStandardでいいと思う。自分はボールペンは仕事や勉強の効率を上げるツールにすぎないので、ガッツリ使えて無くしてもまあいいやで、次また買うかという気軽さを重要視しているからだ。その範囲でこだわりを持つことを流儀としている。
ボールペンに1000円、3000円はちょっとやり過ぎと思う。それは趣味嗜好の域で楽しむ人向けだ。
このようなボールペンで最近はジャーナルをしているのだが、その話はまた別の機会に記そうと思う。