諦めるということ

大人になって、諦めるということについて再確認する。
自分に足りないものに打ちのめされ、その葛藤を乗り越える道程は長い。あまりに長い。
(そこに人間を生きる過酷さがあるように思える)
だが、その一時的な氷のような熱の夢を諦められたとして、抱えていた葛藤が笑ってくれたかは、分からない。

あるものは、ある
ないものは、ない

本当に、そんな二元論だけで割り切れるものか
分からない。

諦めるものの数、
夢の数

死後もなお、熱い夢があると信じて。
溶けない氷の夢を見る。

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