人との比較はあなたがあなたであるための「刺激ツール」
私が物心ついた時からの母の口ぐせ。
「他人に嫉妬したり羨ましいと思うことは
意味がないわよ」
最初は何を言っているのか、わかるようで分からなかったのですが、今思えばこの言葉は私の基礎、土台となっているような気がします。
自信がない時。
悔しい思いをした時。
私たちは無意識に誰か・・・自分が本当はやりたいことを既にしている人などに嫉妬したり羨ましいと思っていたりします。
あの人はいいなぁ。
私にはあんな風になれない、できない。
などと。
でも考えてみてください。
仮にその人と同じことをしたとして、同じくらいの成果が出ていたとしても、それは本当に全く同じでしょうか。
私はその人ではないし、一生かけても死んでもその人そのものにはなれません。
そう考えれば「比較すること」=嫉妬したり、羨むこと
これって無駄じゃないですか?
もしそんな嫉妬や羨みの気分になったら、
「あ、いいな!」
「私もああなりたい!」
と「刺激を受ける」「覚醒させられる」と感じ方を変えることができるかやってみるといいかと思います。
多少その相手をライバル視しても構いません。
その相手と共に進化成長するのであれば。
しかしあなたはあなたであるし、
その相手は相手である。
誰もが唯一無二の存在であるということをしっかり自覚してください。
私たちは生まれてから段々と競争社会に組み込まれ、通知表、受験など色々な場面で数字で優劣の判断されてきましたから比較して落ち込んだり優越感に浸る傾向にあるのは仕方がありません。
でも自分が悪いわけではありません。
誰も悪くありません。
ただ今までの教育や環境が私たちのセルフイメージを下げる一要因になっていることに気づいてください。
でも比較をして自分のセルフイメージを下げることはもうこれ以上不要です。
今日の記事はとてもシンプルです。
でもとても大切なことです。
あなたは唯一無二の存在。
他の人を嫉妬したり羨ましいと思うのは無意味。
だってあなたはあなたであって、
他の誰でもない。
あなた自身のいいところをたーくさんリストアップして、自分はすごいと認めてあげてください。
そうすると・・・・・
いつの間にか周りにあなた以外のあなたを慕うファンが増えていることに気づくでしょう。
彼らは既にあなたを見て、
あ!いいなぁ!
私もああなりたい!
と思ってきています。
どんどん自分のファンを増やしていきましょう。
まずは自分が自分の大ファンに
そうなった時はどんなことが起こっても思ったほど難しくなく、スルーしていける逞しい自分になっていますよ。
私は母の口ぐせを意識はしていませんでしたが、ここに至るまで、
*自分の好きなところを200個リストアップ
*自分を承認してくれる
など、自己承認の機会がたくさん与えられました。
その結果、いつも自分を好きでいることが、自分を信じていることになり、これこそが心の平和なんだなと実感しています。
だから何が起きてもニュートラルな状態が多いのかもしれません。
だからこそカウンセリングができるのかもしれません。
そう思った時、母の口ぐせの意味が大きなことであることを認識するのです。
「他人に嫉妬したり羨ましいと思うことは
意味がないわよ」
まずは比較をやめてみて、自分のいいところをどんどん誉めていきましょう。
やってみてね♪