理不尽を無くしていく。

今日のTOKYO FM「スカイロケットカンパニー」でマンボウやしろさんが、こんな事を言っていました。

「吉本の問題と関連しているんですけど、僕自身も今までは『理不尽』を『理不尽』として受け取って来て、『仕方ない』と思って受け流してきた。
でもそれじゃ、変化が無い。
僕が受け流しても、その『理不尽』は変わらず続いていく。
次世代の人が、結局その『理不尽』を受けなきゃならない。
だから変えるには、僕ら世代が『理不尽』を無くしていく行動を、無くしていく発言をしていかなきゃ。
何もしてこなかった、動かなかった結果が、今の吉本だったり香取さんや、のんさんへの圧力を許してしまっている。
行動を起こして、結果無くせなくても、その行動を次世代の人が見てくれているから。」

これを聴いて私自身も考えさせられました。
私にも理不尽を受けて、逃げ出した経験があるからです。
今振り返っても、それは正解だったと思っていますし、後悔は皆無です。
しかし、私の次に同じ様な経験をしてしまっている人間がいるのは確実で、その人の存在まで考えた事はありませんでした。

今まで吉本問題は会社内部のゴタゴタだと受け取っていました。
個人的にどうでもいい話だったのです。
しかし、吉本の問題は実は「失われた20年、30年」に通じているのでは、と思い始めました。
真面目な方の中には理不尽を理不尽として受け取れない場合があります。
それは仕方のない事なんだと認識して、受け流してしまう。
それをずっと続けてきて、存在し続けていた理不尽がようやく今になって「時代に合わない」と思われる様になった。
これらの問題が顕在化した今、社会的変化を促すチャンスなのかもしれません。

徒然なるままに、思いつくままに文章を書いてみたい。 私の文章が読んで下さる方を少しでも元気づけたなら、嬉しい事この上ない。