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代表選出の素直な気持ち
今日、皆さんにフィリピン代表として戦うということがチームからリリースされたと思います。
それについての僕の素直な気持ちを書きました。
もしかしたら、書かなくて良いじゃんと思う人も中に入ると思います。
でも、今の僕の素直な気持ちを伝えることは大切だし、今しかできないことなので皆さんに少しでも知って欲しいです。
僕は日本という国で生まれて、東京で育ち日本の学校へ通い育ちました。
国籍とか何もわからない時は自分が日本人だと思っていました。
小学校の卒業文集には、日本代表としてワールドカップに出るという夢を綴りました。
でも、学年が上がるにつれて僕は自分が日本人ではなくフィリピン人ということを知りました。
なんとなく、変な感覚ありました。
だって、日本で育ってみんなと同じように生きてきたのになんでみんなと違うのだろう…と。
僕は高校生の頃からメディアの方々に取材されるたびに
日本人として日本代表を目指している。そのために帰化すると言っていました。
だから、ほとんどの人は僕が日本人になると思っていたと思います。
フィリピン代表選出のリリースが出た時も
「そっち選んだんだー」
「日本代表じゃないの」
とか色んな人から連絡が来ました。
結論から言うと僕は日本人になれませんでした。
正確に言うと
なるのに時間がかかり年齢的にサッカー選手でいれる可能性が少ない
これが、1番の理由です。
だからこそこうしてフィリピン代表として選出してくれたフィリピン代表関係者の方々には本当に感謝しかありません。
フィリピンは僕の母の国で僕の体にはフィリピンの血が流れています。
だから、僕は国を背負って戦える事を誇りに思います。
国を背負って戦うということは、簡単じゃない事も理解しています。
でも自分が成長して自分のサッカー人生をより豊かにするために絶対大切な事だと思います。
そんな機会をくれた事をとても嬉しく思います。
もっと言えば、僕はここまで家族、仲間、指導者、ファンの皆様あげればきりがない方どの方々に恵まれました。
こう言った方々に結果で恩返しができるように頑張ります。
最後になりましたが
僕の出身地育った場所は
東京 新宿 です
それはこれから先変わることのないことです。
日本の血は流れていないけど日本もフィリピンもガーナも僕にとっては大切な国 場所です。
欲張りかもしれないですが、全部大好きです。
長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。