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むらさきのスカートの女のあと
今村夏子さんのむらさきのスカートの女。
星の子も父と私の桜尾通り商店街も軽く読めるのにちょっと重くて、読後感は「うん、元気な時に読む本」
むらさきのスカートの女に関してはちょっと意味わからないという部分も楽しめるぐらい元気な時に読んだので、何も言うことはないです。
純粋に良い意味で「なんだこれ」
でももっと楽しめたのがあとがきというのか、今村さんのエッセイのような文章が最後にいくつかついていること。
同じ内容のものもあるのですが、かなり面白い。
自虐なのかなんなのか分からないけど、出来損ないの部類にがっつり入る私だからこそ、くぅ~!!となんだか声が漏れる思い。
帰宅後、娘(友人関係で「なんで私ばっかり!」となっている)に「読んで~」と押し付けると「星の子」が重かったから今は無理。と断られ、「いや、小説じゃない部分だけでいいから読んで。すぐだから、すぐ」と家族であることをいいことにさらに押し付け、まぁとは言っても読まないよな。とベッドに横になっていると娘が「読んだ。私のことかと思った」とまさかの。
まぁ、あなたのことであるわけないけど。
だって、芥川賞作家。
いろいろおこがましい。
ちなみに英訳の方のあとがきもついていますが、これも面白いです。
アマゾンの評価なんてケッって感じです。