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「中学受験 国語の問題の解き方のコツ」

  あなたは、「国語」ができないのではない。
 算数や理科でよい点数を取っているではないか?
 
 ただ、国語というのは、すぐに問題に取り組みことはできない。
 
 問題を解く、「材料」が与えられる。
 いわゆる、「問題文」だ。
 
 この「問題文」をただ我流に読書するように読んでもダメなんだよ。

 「問題文・攻略法」を正攻法に覚えないとだめなんだよ。
 
 つまりね、「問題文」には「読むコツ」とか「手順」があるんだ。
 
 それはね、「問題文」だけに限らず、
「記述問題の解き方の手順・コツ」があり、それと同じことが、「選択肢問題」についてもいえるんだよ。
 だから、「解き方の手順とコツ」さえ学んでしまえば、怖いものなし!
 
 国語は、よい得点源の科目になるよ。
 
 まず、覚えて欲しいことが3つある。
 それは、基礎的なことだけど国語ではすごく力を発揮するんだ!

 ① 指示語
 ② 接続詞
 ③ 段落別け

この3つは基礎なので、きっちりと理解して欲しいの。

 ① 指示語は、「それは」「あれは」「そのようにして」「それらは」
  などんんだ。よく文章中に出て来るよね。
  「それ」「あれ」「その」「それ」が何を指しているかだね。
  普通は、指示語より前に書いてあることが多い。
  「指示語」から前の部分で三行以内の所に書いてあるよ。
   例外があって、指示語の刺していることが「後にくる場合」もあるよ
   よ。開成中は、いつもそうなんだ。指していることが後に来るんだ。
   開成中を受けることになったら、説明しますね。

 ② 接続詞は、文章と文章とをつなぐことばで、つなぎ言葉と呼ばれてい     ます。「たとえば」が来れば、具体例が書かれてあります。「すなわち」「つまり」が来ていると「まとめ」であったり、文章や作者の「要点・論旨」が来ます。「ところで」「さて」は話の話題を変えるときに使います。
 「しかし」「ところが」は、前に書いてあることと反対のことが来るとき使うのでしたね。「そして」は、前の部分への説明のつけたしで、「また」は、AまたはBで、AのようなことがあればBのようなこともあるということでした。

 ③ 「段落別け」はなぜ覚えるのか、漠然としているかもしれないね。
   「段落」によって、「文章・作者」のまとめ・要点・要旨がわかるんだよ。作者のまとめ・要点などは次のところに来ている場合が多いんだよ。

   1 文章全体の最初の段落
   2 最後の段落
   3 最初と最後の段落

 なんだよ。だけどよくある形は、問題の最後に来るよね。

・次は問題文の構成(つくり)だよ。

  ・~~ではないでしょうか?(問題提起をしてくる)

  ・~思います。ここまでの仮のまとめです。
  
  ・例えば。具体れを出し、説得性をもたせる。

  ・~です。そのまとめです。

  ・つまり、~~こういうことです。(結論・まとめ) 
 次は、国語のよく出る問題で、よーく考えないと間違えそうな問題です。

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