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「今日は我が家の返済日だ!」
今日から月末だ。
恐怖の月末決済が始まる。
結構、稼いでいるつもりなのだが、借り入れが家を無謀な計画で新築したので、はっきりいって収入だけでは追い付かない。
それで、足りない分をカードローンで借りてへ返済し、借りた分を収入が入ればそれでまた埋めて置くという具合だ。
つまり、計算すると怖いのでしないが、いくらかが宙に置いている状態である。
もっとはっきり言えば、宙に浮いているお金は借金であり、支払いに足りないお金で、カードローンや銀行の融資の一部である。
これでは、生活は滅茶苦茶だ。
よく、借金はきらいだからと、一銭も借金なしで生活している人がいるが、そういう人は、質素・倹約をしている人が多いと思う。
我が家は、これだけ借金がありながら、妻がロエベの小銭ケースを欲しがる状態だ。
人の欲は尽きない。
朝、これから借金返しと言う時に、妻がわたし名義の大手銀行のカードローンのカードを無くした。そのカードには、800万円の融資金額が付いている。800万円すべて借りたわけではないが、借りた分は今日返済しないと、銀行への印象が悪くなる。
朝からあちこちの引き出しをひっくり返し大騒ぎである。
この暑いのに。
とうとう出てこなかったので、大手銀行に事情を話し再発行してもらうことにした。再発行してもらうまでに、今日、返済しなくてはならないお金がある。これはカードローンのカードがないとだめであろう。
全部お金を返し、カードだけをもっていたサラ金が数社ある。
仕方があるまい。サラ金カードをコンビニにもっていってお金を借り、融資の返済をした。クレジットカードの返済も一部した。
大手銀行のカードローン、サラ金のカードローンは自宅を担保にして作ったので、百万単位の大きなカードだ。
妻の失態で、出鼻をくじかれ、出動しなくてよいサラ金カードの出番となったが、これもまた、仕方がないというしかない。
妻から家計簿の話を聞く。
宙に浮いているお金のことだ。
どうしたら全額返せるのであろうか?
やはり、わたしの生命保険で支払うしかなさそうである。