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「うーむ!麻生太郎氏」

 

麻生太郎は、福岡県飯塚市に麻生太賀吉・和子の長男として生まれる。麻生家は、高祖父が大久保利通、祖父が吉田茂、義父が鈴木善幸元首相、妹が皇族の寬仁親王妃信子という華麗なる血脈を持つ。小学3年生のころ上京し、学習院初等科に編入する。学習院中等科・高等科を経て、学習院大学政経学部を卒業する。大学在学中は、射撃部に所属し、射撃の腕を磨いた。

 上記の「麻生太郎氏」は、すごく出が良い。
 生まれが良く育ちも良く財力があり権力さえある。
 彼にないのは、唯一「品格」ぐらいだろう。
 お会いしたことがないので確かなことは言えないが、実際にお会いすると「品格」に満ち溢れているのかもしれない。わたしの知っている麻生氏はテレビで観ただけだ。
 ゴルゴ13がお好きで、ゴットファーザーやイタリアンマフィアがお好きであると聞いたことがある。
 彼は、いつも黒づくめの恰好をしている。帽子も黒く深くかぶり、サングラスも黒である。上流階級の人は黒がお好きなのかと思ったが、上流階級の頂点に当たる「天皇陛下」や「上皇陛下」はそのような格好をしていない。
 麻生氏の趣味なのかもしれない。
 麻生氏は銀座にある決まったバーへいくらしい。一晩で6万円使うと雑誌に書いてあった。財力と権力のある人は違うなあ、と雲の上の人を見ているようである。
 テレビで新聞社を初め、報道機関、マスコミからインタヴューを受けるとすごい高飛車だ。確かに意地の悪い質問があり、そんなことわざわざ質問をして恥をかかせる気か、と思わせるものもある。
 しかし、財力と権力があり、副総裁で財務大臣の頃は、もう少し機知にとんだ答え方をして欲しかった。お年も召しているので気が短くなり、この若造が、と叱りつけたくなる気持ちはよくわかる。
 もう少しお若ければ、もう一度、総裁をされていたのではないだろうか。
 
  



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