「我が家のお金がない!」
今日は、10日、我が家にとっては魔の日である。
クレジットカード決済と住宅ローンの支払いで引き落としがかかるからである。無事に銀行から引き落としになり、口座には残金が数百円しかない。
家計を算段し牛耳っている妻が、あなた現金がもう5000円しかないのよ、どうするの?という。わたしは、あなたの財布にお金が数万入っているのを見たけど?と、いうと、それは明日行く美容室代金よ!と厳しく叱りつけるがごとくに言われた。
メリカリとヤフオクで頑張ってくれとしかいいようがない。
元々、我が家は貧しく現金がないので、その場しのぎにクレジットカードを使う。使えば返済しなくてはいけない。悪循環である。
余りにも妻が不平不満を言うので、カッ!となり講演依頼の会社へ電話をし次の講演の日取りは決まっているので、前金でしかも現金でもらえないかと電話した。先方は、そういう前例はありませんが、先生のご様子からして余程窮していると思いますので、すぐに振り込みますという。よしゃ!50万円、ゲット!!と若者のように喜んだ。すぐに銀行へ行き、振り込まれるのを今か今かと待った。やっと振り込まれていることを確認し、50万円下した。妻に現金50万だよ、と銀行の名前の書いてある封筒で渡すと、妻はおすもうさんのように手刀を切って、ありがとさんです!といい、すばやく懐にしまった。
この一件でくたくたである。次回の講演は、いくら頑張っても先に報酬を頂いているので、一銭も出ない。何か、張り合いがないがしかたがない。
娘が、事務所からボーナスが出るんだあ、とニコニコしていうと、妻が何か言いたそうな顔をして睨んでいた。