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「ブログを見て本を出したいと出版社に言われた」

 「ブログ記事を読んで惹かれました、あなたの本を出しませんか?」というメッセージが、アメブロで来た。
 そして、そのメッセージによると、ズームで1時間ほど面談をしたいとのことが書いてあった。

ズーム


 妻に話すと、「お金を取られるわよ」という。わたしは、「先方が、わたしにお願いしてきているんだよ、書いてくださいとお願いしてきてお金まで請求するような図々しいことはないと思うよ」と言った。
 妻は、負けずに「そういうところが、あなたの世間知らずなところなのよ、今の時代、何があってもおかしくない時代なんですから」と厳しく諭す様に言った。
 結局、面談は受けることにし、お金を請求される話が出てきたら、断ることにした。わたしは、人が良く何でも「ハイ」なので、ズームの面談には、妻も参加し、見張っているという異常事態になった。
 
 わたしに書いてほしいとお願いしてきて、わたしからお金を取るなら、わたしに営業をかけてきたことになる。体のいいことを言って、結局は、お金が欲しいのか、ということだ。

お金

  確かにそういうことがあってもおかしくないのかもしれない。
 アメブロ内で、メッセージを商用・商業の営利目的に使うことは規約で禁止されているので、お金を請求されるなんて考えすぎであろうというところで、落ち着いた。
 しかし、アメブロ内の下の記事が気にかかった。

 上の記事が、尚一層、わたしを懐疑的にした。
 出版社から来ているメッセージの内容が同じなのである。唯一違うところは、締め切りの期日が、2025年から2026年となっている点だけであった。
 同じメッセージを繰り返し使うとは、省エネとか手抜き工事の出版社だと思った。
  5月27日、月曜日だが、アメブロでわたしに本を書いてもらいたいという出版社の面談を受けた。
 本業は結構忙しくなっていた。無計画に一等地に豪邸を建て、住宅ローンに追われるわたしにとっては、救いであった。本を書けば、まず、まとまった原稿料が、入る。その後も売れれば印税が期待できるからだ。今は、毎日、食生活を倹約し、衣類もユニクロよりレベルの低いところで買い、お金を浮かすようにしている。
 面談は、1時間の予定が、これといって話すことがないらしく、30分程度で終わった。
 興味本位で参加した妻が、ペラペラと世間話をし、やっとのことで50分という面談で終了した。
 はっきり言うと、頭の悪い担当員であった。本当に彼は編集の仕事ができるのか、疑わしくと思えるぐらい程度が低かった。
 彼が言うには、わたしのブログ記事にTバックのこととか書いてあるが、読者は男性を対象として、アブノーマルな性の世界について書いてほしいとのことであった。さらに、一部負担金として、50万円から60万円を支払ってもらうとのことだった。
 好きな題名・テーマについて書けるのではない。それに費用が50万以上はかかるという悪条件であった。

お金を数える人

 「この出版社の人は、この人はすごく沢山、ブログ記事を書いている、だから、本の出版をわたしのブログ記事をほめながら勧めれば、アブノーマルな性について書く」と思ったのだろう。
 しかし、50万円以上を支払って!簡単に言えば自費出版の勧誘だ。
 わたしは、アメブロにお金を支払っている。さらに、50万以上のお金を支払う気はない。
 その出版社の人は、わたしが何でも言うことを聞くと思ったのであろうか。
 お金を出してください、書いてほしいことはこういう事です。

「てめぇーは、たかりかよ、とっちゃんぼうや!!」

とっちゃん坊や

 それと遠回しに、わたしのところから本を出したいなら、うちの会社のことをブログに書かないように!!とまで言われた。会社名は、わたしは、書いていませんよ。言葉に気を付けようね。
 おまえが、自分の職場にプライド意識をもっているかどうかなんて、どうでもいいんだよ!!
  おまえを、立ててどうするんだよ!
 あんたが、大将かあ!?

 おまえは、天皇陛下か?

葵の御紋 水戸黄門

 わたしは、おまえの奴隷じゃないんだよ。

奴隷


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