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(001.06) 人生の岐路 留学

おはようございます。 雨季です。 喜ぶのは草木。

比較的水に恵まれた地域に住んでます。

それでもアメリカの街では、節水しなければいけない地域もあり

憧れでこの地に来たのにも関わらず、日本の恵が恋しくなり

アメリカが好きで来たのに、日本がもっと好きになる。

留学して身につくモノの中で、良さを見る目が養われる事

ブランドとかじゃなくて、客観的な良さが解る。


人類が進化を遂げて行く中で、沖縄以外は占領されたことがない日本

悪く言えばガラパゴス化した社会とも言えるけど、

無いモノを創造し、有るものを改善させてきた島国。

長い文化と、時には窮屈な慣習もあって、

文句を言いつつも忖度しながら成熟した国にした。

あんなに戦争で平らにされたのに、ジャパン・イズ・ナンバーワン

井の中の蛙とも揶揄されるが、あまり不自由することもない。

方言があるにせよ、同じ顔立ち、同じ目の色、同じ髪の色、肌

あるのが当たり前で、進化したことさえ忘れがち、

どっぷりと当たり前の世界にいると、それを失うことに恐る。

保身になると、文句は言うけれどチャレンジしなくなったりする。

匿名で書き込んだりする。 黒子の様に。

だから今、留学生が少ない。


日本を離れてやっと気づく 日本の素晴らしさ。

教えてもらってもピンとこない。

失って初めてわかるモノ。

手に入れることが困難になってやっと解る。


今でこそ醤油はアメリカ人に認知されているけど、

なければ中国のもので代用できるか? ちがう。

漬物なんて食べても食べなくても、横についてくるもの

ところが無性に食べたくなって、ぬか床を育て始める。

インスタントラーメンも、学生食として認知されては居ますが、

ちょい足しして、日本のラーメン屋さんになったフリする。

餅って四角に切ってあって、ビニールに入ってるものでしょ?

もち米から杵と臼で餅をついてみる。

最近は浴衣着たりしてる若者増えましたが、

成人式以外着物着ないみたいな空気もあった時代、

アメリカに来て甚平や浴衣、祭り技など揃えてみたりする。

日本のパン美味しいから、パン焼き器買ってチャレンジする。

日本のケーキ美味しいから、作って見たりする。

などなど、

失ってから解る 好きなものがあるのに、

日本ではフツーすぎてつまらなく感じて居た。

それがなんと、日本に帰ると全てが輝いて見える。

ダイソーの商品が、高級品に見えてくる。


一時帰国中は、観光客のように辺りをキョロキョロ

あの店がない、あの建物が変わってる。 駅が新しい。

なんでも珍しく感じていると、

「もうダイブ前からあるわよ」と言われる。

いやいやいや、確実に進化していますよ。


失ってこそ解るもの。

それは行き先の文化ではなく、祖国であったりする。


広い敷地、なんでもスーパーサイズ、無駄に大きい。

でも日本に帰って、マクドナルドの氷満載の小さいコップをみる

子供用か?

そろそろ帰るかな? アメリカに。

最近だと2週間くらいで慣れしたんしできたスーパーサイズへ。

この無駄が、余裕を生むんだなと気づく。

ジュースくらいおかわり自由のセルフでいいじゃん。

ケチャップも買うんかい!? 日本は!


いいとこ取りを嫌う方もいらっしゃるとは思いますが、

いいところを突き詰めて成熟して行くのが社会でしょう。

第三者的視点が養われる。

語学よりも、客観的に見れるようになるのが海外留学

旅行では味わえない、背に腹は変えられない生活してこそ

身につくものがある。

こればっかりは、ネットサーフしても、メディアを見ても、

教えられても身につかない。 醍醐味でしょうね。

今日もいい1日でありますように。

もっといいものは 必ずどこかにあります。

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