赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

前作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の続編です。

今回の題材は、『ピノキオ』・『白雪姫と7人の小人』・『ブレーメンの音楽隊とハーメルンの笛吹男』・『三匹の子豚』で、連作になっています。

今回も童話を大胆に改作し、悪意を混ぜた残酷劇に仕上げていますが、前作よりは少しマイルドになっています。

私的には、赤ずきんがピノキオのために一所懸命なところに好感が持てたので、前作よりも本作の方が好みです。