Jodo Journal 5 [2024 SPRING]
*オンラインストア「浄土複合の本棚」でのご購入特典として、京都在住のアーティストqpさんの写真によるオリジナルクリアファイルを進呈します。本特典は、なくなり次第終了とさせていただきます。--アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第5号。巻頭鼎談「かたちを見る、書く、つくる」(千葉雅也+山内朋樹+池田剛介)、レクチャーシリーズ「書くことのプラクティス」(細馬宏通 百瀬文 佐々木敦)、対談「淡々と作り、書くことのラディカリズム」(星野太+池田剛介)を通じて、書くことや作ることの多様な実践をめぐって考える。特集「造形思考の現在」では、マティスやキュビスム、現代作家の作品制作から、料理することや空間をリフォームすることまで含め、「作ること」の現在を多角的に検討する。また近年多く見られるようになったリサーチに基づく作品をめぐるクレア・ビショップによる論稿「情報オーバーロード」を特別掲載。発行:浄土複合本体 1500 円+税A5変形版/並製/160頁刊行:2024年4月10日ISBN:978-4-9911963-3-1--[巻頭鼎談]千葉雅也+山内朋樹+池田剛介「かたちを見る、書く、つくる」[レクチャーシリーズ] 細馬宏通「未来を知らない人の生を、いかに書くか」百瀬文「エッセイ、あるいは裂け目の放置」佐々木敦「批評から「ことば」へ」[対談] 星野太+池田剛介「淡々と作り、書くことのラディカリズム」[特別掲載]リサーチ・ベースド・アートとは何か?クレア・ビショップ「情報オーバーロード」 訳:青木識至+原田遠[特集] 造形思考の現在マティスの切り紙絵、その特異な時空間|大久保恭子手は思考/試行する|THE COPY TRAVELERS 谷澤紗和子モノたちが反乱する舞台|ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre「ジャグル&ハイド」もっとよくみるために——上演から観客を再考する|山川陸 レトロニム村を形づくること——バイソンの現在地点|バイソンギャラリー食べること/なおすことの再考——保存修復のエコロジー|田口かおりキュビスムのタッチ その理論と実践|松井裕美…
¥1,650
Jodo Journal 4 [2023 SPRING]
アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』4号。巻頭座談会(岩瀬諒子×松本花音)では京都のパブリックスペースに現れた、人々の流れに変化を与えるような空間的介入をめぐって議論が交わされ、レクチャーシリーズ(千葉雅也、三浦哲哉、星野太)では、執筆の実践をめぐって、とりわけ私たちの身体や生活と結びついた視点から、広く深く論じます。特集「イメージに接近する」では、感覚的な共感としての「映え」が芸術文化をも飲み込む現在において、イメージに深く向き合う方法を探ります。東京・愛知で大規模な回顧展が開催された画家ゲルハルト・リヒターの再検討を起点に、現代美術や建築、写真や映画など広くジャンルを横断しなから、イメージの創造の現在を多角的に紹介しています。小特集「生まれなおす「具体」」では、解散50年をきっかけとして、戦後の関西を拠点とした美術グループの具体美術協会に迫ります。年譜、インタビュー、論考を収録。発行:浄土複合本体 1300 円+税A5変形版/並製/176頁刊行:2023年3月31日ISBN:978-4-9911963-2-4--目次[巻頭座談会]岩瀬諒子×松本花音「広場=劇場としての庭」|聞き手・文=中西一史[レクチャーシリーズ] 千葉雅也「連想とノンリニアの執筆術」三浦哲哉「言葉が再演する食と映画」星野太「想起としてのライティング」[小特集] 生まれなおす「具体」年譜:「具体」の18年アーカイブを通じて見る「具体」|西宮市大谷記念美術館、宝塚市立文化芸術センター、芦屋市立美術博物館加藤瑞穂「具体美術協会を歴史的に評価するために」クロスレビュー「すべて未知の世界へ-GUTAI 分化と統合」展[特集] イメージに接近する桝田倫広「展覧会から考えるゲルハルト・リヒター」平倉圭×池田剛介「絵具を真剣に受け止める——ゲルハルト・リヒターをめぐって」大山エンリコイサム「横断するイメージ——整数的な次元を超えて」二次元と三次元を往還する——二・五次元印刷 StareReapの可能性|志村直人、金氏徹平建築のマルジナリア|山をおりる、ノーツエディション教会を視る|聖アグネス教会、京都ハリストス正教会、京都御幸町協会、カトリック河原町協会、加藤磨珠枝写真が在りたいように在らしめる——赤々舎の方法|姫野希美カメラをとおして近づくこと|小田香音楽と落語——実体のないイメージを想起させる音|Avec Avec、月亭太遊[クロスレビュー]展覧会 岡本太郎BRIAN ENO AMBIENT KYOTOライアン・ガンダー われらの時代のサインアンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO扉写真:qp
¥1,430
Jodo Journal 3 [2022 SPRING]
アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。--発行:浄土複合本体 1300 円+税A5変形版/並製/208頁刊行:2022年4月10日ISBN:978-4-9911963-1-7--目次[巻頭座談会]千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」[レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス平倉圭「霊をコンポーズする」小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」髙松夕佳「本を形にするために」山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」[小特集] プロトタイプとは何か?エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也)プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也)池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」[特集] 距離と創造性作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ[座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」その場での旅――「余白」としての石碑たち砂遊びの記憶を集める。武富健治 ロングインタビュー:時流との距離[クロスレビュー]ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋パンデミック下で作品を捉えなおすマーク・マンダース —マーク・マンダースの不在イサム・ノグチ 発見の道Viva Video! 久保田成子展[巻末レクチャー]池田剛介「造形としてのライティングに向けて」-写真:qp
¥1,430
Jodo Journal 2 [2021 SPRING]
これまでの生活もままならない非常事態の中で、芸術文化はいかに存在し、生き抜くことができるのだろうか。パンデミックとローカリティを切り口に、芸術文化の多様な担い手に注目した特集「創ることのいまとここ」、ポストトゥルースを起点に現代社会や芸術について考える巻頭対談「ポストトゥルースと「創造」の現在」(大橋完太郎×千葉雅也)、多彩なゲストによるレクチャーシリーズ「書く×編む×作る」(千葉雅也、福永信、佐々木敦、小田原のどか)。これに加えてロングインタビューやエッセイ、クロスレビューや論考を通じて、創造することの現在地点を多角的に描き出す。—発行:浄土複合判型:A5変形判単行本:144ページ刊行:2021年2月28日価格:1000円(+税)ISBN:978-4-9911963-0-0—[巻頭対談]ポストトゥルースと「創造」の現在——フィクション、資本主義、ポストモダン大橋完太郎×千葉雅也[レクチャーシリーズ]書く×編む×作る千葉雅也|それぞれの「書けてしまいかた」を発明する福永信|あらゆる場所に読者を作る佐々木敦|「色々あって、もう一つ」を実現するために小田原のどか|彫刻・ジェンダー・乗り心地[特集]創ることのいまとここPART 1 パンデミック——非常事態の中で・パンデミック下のクラブカルチャー Kotsu/ミタ/SEKITOVA・コロナ禍のアンサンブル 音遊びの会・記憶のダイアローグ サトウアヤコPART 2 ローカリティ——創る/生きることの足元・インディペンデントな批評誌を作る 渋革まろん/依田那美紀・記憶をかたどる ベ・サンスン・複合的な人々 太田泉/長谷川実央/小西雄次郎/片山逹貴/勝間田菜穂/岡本昌也/黒木結・みんなで、ちょっとひとやすみ 足利大輔/日岡美穂/山田真也[ロングインタビュー]中尾拓哉 生活と制作をめぐる評論篠原雅武 再物質化する環境[クロスレビュー]パンデミック下で作品を捉えなおす「杉本博司 瑠璃の浄土」展「京芸 transmit program 2020」展「生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし」「ニューミューテーション#3」展[論考]池田剛介 パンデミック下で考える、分割と均衡のオルタナティヴ
¥1,100
論集『5,17,32,93,203,204』
浄土複合ライティング・スクール4期生有志による自主制作の論集ZINE収録論考◆外側から「僕」を見つめる ーー努力クラブ 第 16 回公演「世界対僕」をめぐって神田恵理◆まばたき、谺、手紙 ーー小田香『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』、『ノイズが言うには』、『あの優しさへ』reviewよるの木木◆リアルを救うことはまだできそうか ーー石川竜一『zk』のための試論懶い◆次元のはざまでーー2.5 次元印刷「StareReap」作品に接近する吉田理紗◆ウォーホル、最後の晩餐シラカワタイヨウ◆絵画でもパフォーマンスでもなく ーー村上三郎のタブローについての試論谷川哲哉◆ メルツバウを見る、聴く、もう一度見る中西一史◆ 脱タテモノ論 ーー谷口吉郎〈藤村記念堂〉について中島亮二
¥500
Jodo Journal 1
浄土複合スクールがお届けするZINE『Jodo Journal』創刊!京都、浄土寺近辺のユニークなスペースを取材した「浄土の本棚」、ライティング術から造本まで、執筆について深く知るためのブックガイド「浄土複合の本棚」、豪華講師陣が様々な角度から書くことを強く後押しする「書き続けるための相談室」、そして受講生による力作レビュー群の4本立て。さらに展開式の帯には付録として、スクール近辺の様々なオブジェクト群に注目した「浄土寺造形物マップ」を収録。充実の創刊号をお届けします。--創刊号『Jodo Journal vol.1』発行:浄土複合スクール判型:A5判ページ数:64刊行:2020年3月10日価格:700円(税別)—巻頭言|池田剛介1:浄土の本棚ホホホ座 浄土寺店法然院外古書善行堂私設図書館Hand Saw Press KYOTO2:浄土複合の本棚ライティング批評編集デザイン・印刷・製本3:書き続けるための相談室千葉雅也小林えみ福永信小崎哲哉4:成果物レビュー集 -あいちトリエンナーレ2019八田智大、水上瑞咲、園田葉月-KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2019田中郁后、各務文歌、青波稲、川田裕加里、中西一史、吉村英里子-二つの部屋、三つのケース牧野翔-RAKE UP!菊池のえる[浄土複合2019年度 活動記録]FINCH ARTSStandAlone制作スタジオ浄土複合スクール付録:浄土寺造形物マップ
¥770
池田剛介『失われたモノを求めて』(夕書房)
「モノからコトへ」時代の、その先へ長編書き下ろしと7編の論考で探る、「作品」と「制作」の新たなる可能性現代美術のあり方が、芸術とは何かを問う内的な行為からその外にある現実社会への働きかけへと変化してきているいま、「作品」はどこへ向かうべきなのか--。芸術とは何か、作品とは何かを根本から問い続け、美術作家としてその時々の自身の答えを作品にあらわしてきた池田剛介による、待望の処女論集!「ユリイカ」「現代思想」「早稲田文学」「POSSE」等に寄稿した2011年から2017年までの思考の軌跡と、それを束ねる長編書き下ろしで構成。カバー、表紙、扉には本書のために著者本人が制作した新作を実験的方法で印刷し、書物というモノの可能性を追求する。自身も不確かな世界に身を置き、活動の継続方法を模索し続けてきたアーティストがたどり着いた、「制作」のあり方とは。モノを作ることを志す全ての人必読の、いまを生き抜くためのヒントに満ちた一冊。-----目次ch1. 失われたモノを求めてch2. 干渉性の美学へむけて/祝祭・現実・遊び/虚構としてのフォームへ/セザンヌの中間地帯/保存と解答/クマと人とが出会う場で/カタストロフの傍に-----著者・池田剛介1980年、福岡生まれ。美術作家。京都造形芸術大学卒業。東京藝術大学大学院修了。平成17年度文化庁新進芸術家在外研修員としてマサチューセッツ工科大学リスト視覚芸術センター滞在。平成27年度ポーラ美術振興財団在外研修員として台北滞在。主な展示に「Malformed Objects」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」、「メルボルン芸術発電所」(ロイヤルメルボルン工科大学、2012)、「Vivid Material」(東京藝術大学、2008)など。国内外での作品発表を多数行う一方、批評誌などでの執筆を活発に手がけている。京都市在住。www.kosukeikeda.net-----菊判・並製・帯184頁・特色ISBN: 978-4-909179-03-6 C0070書籍設計:森大志郎
¥2,640
浄土複合支援セットA
浄土複合スクール発行『Jodo Journal』と浄土複合トートバッグによる応援セットとなります。--『Jodo Journal vol.1』発行:浄土複合スクール判型:A5判ページ数:64刊行:2020年3月10日京都、浄土寺近辺のユニークなスペースを取材した「浄土の本棚」、ライティング術から造本まで、執筆について深く知るためのブックガイド「浄土複合の本棚」、豪華講師陣が様々な角度から書くことを強く後押しする「書き続けるための相談室」、そして受講生による力作レビュー群の4本立て。さらに展開式の帯には付録として、スクール近辺の様々なオブジェクト群に注目した「浄土寺造形物マップ」を収録。充実の創刊号をお届けします。--浄土複合トートバッグ材質:コットン、ポリエステル 12オンス本体サイズ:約W340xH260xD100mm(船底)持ち手サイズ:約W25xL470mmSubikiawa食器店 × 浄土複合 コラボトートバッグ。飛鳥時代より伝わる国宝《天寿国繍帳》をモチーフに、Subikiawa食器店がイラストを手がける。セケンコケは、繍帳に記されていたと言われる聖徳太子の銘文から「世間虚仮 唯物是真」を独自にアレンジして使用。浄土複合のロゴデザインはyusuke mimasu design。
¥3,000
浄土複合支援セットB(特製カード付き)
浄土複合スクール発行『Jodo Journal』、ディレクター池田剛介著『失われたモノを求めて』(夕書房)に、シルクスクリーンによる特製カードを一点おつけした限定応援セットとなります(カードの種類はお選びいただけません)。『Jodo Journal vol.1』発行:浄土複合スクール判型:A5判ページ数:64刊行:2020年3月京都、浄土寺近辺のユニークなスペースを取材した「浄土の本棚」、ライティング術から造本まで、執筆について深く知るためのブックガイド「浄土複合の本棚」、豪華講師陣が様々な角度から書くことを強く後押しする「書き続けるための相談室」、そして受講生による力作レビュー群の4本立て。さらに展開式の帯には付録として、スクール近辺の様々なオブジェクト群に注目した「浄土寺造形物マップ」を収録。充実の創刊号。--池田剛介『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』発行:夕書房判型:菊版ページ数:179刊行:2019年2月「モノからコトへ」時代の、その先へ長編書き下ろしと7編の論考で探る、「作品」と「制作」の新たなる可能性現代美術のあり方が、芸術とは何かを問う内的な行為からその外にある現実社会への働きかけへと変化してきているいま、「作品」はどこへ向かうべきなのか--。芸術とは何か、作品とは何かを根本から問い続け、美術作家としてその時々の自身の答えを作品にあらわしてきた池田剛介による、待望の処女論集!「ユリイカ」「現代思想」「早稲田文学」「POSSE」等に寄稿した2011年から2017年までの思考の軌跡と、それを束ねる長編書き下ろしで構成。カバー、表紙、扉には本書のために著者本人が制作した新作を実験的方法で印刷し、書物というモノの可能性を追求する。自身も不確かな世界に身を置き、活動の継続方法を模索し続けてきたアーティストがたどり着いた、「制作」のあり方とは。モノを作ることを志す全ての人必読の、いまを生き抜くためのヒントに満ちた一冊。
¥5,000