見出し画像

CADの種類

昔は手書きで行っていた製図(図面を引く作業)ですが、現在はPCで行うのが主流で、その際に使用する製図ソフト全般をCADと呼んでいます。

CADとは、Computer-Aided Design の略で、コンピューター支援設計とも訳されます。(ウィキペディアより)

CADソフトには有償のものと無償のものがあり、それぞれ用途やファイル形式等様々な違いがあります。

今回は数あるCADソフトの中から一部をご紹介します。

まずはAuto CAD
いわゆる汎用CADと呼ばれるもので、用途は特に問いません。DWG、DXFという世界標準のファイル形式を採用しています。
国土交通省の発注図面はこのAutoCADで渡されるため、多くの建設会社で使用されています。私も前職の関係でAutoCADを使っていたため、現在もAutoCADを使用しています。
難点は有償(個人で導入するには結構高額)なこと。
↓ AutoCADのファイルを開いた状態


続いてDraftSight
こちらもファイル形式はDWG、DXFです。操作方法や機能をはじめほぼAutoCADと変わらず、何といっても無償であるのが大きなメリットです。
↓DraftSightで上と同じファイルを開いた状態

上記2つのCADの画面を見比べて下さい。何となくよく似ていませんか?

続いてJw_cad
ファイル形式はjwwです。また、DXF形式への変換も可能です。
元々は建築関係の方が開発されたCADらしく、建築業界ではよく使われているようです。
こちらも無償という大きなメリットがあります。


続いてHo_CAD
windows版のJw_cadがリリースされる前に、DOS版のJw_cadを元に作られたようです。こちらも無償で、hoc、jwc、sfc、p21、dxfと幅広いファイル形式で出力が可能です。

当事務所では主にAutoCADを使用しています。
当初はAutoCADとほぼ同じ仕様のDraftSightを使用していたのですが、図面が複雑になっていくと動きが不安定になり、固まったり、強制終了されてしまう事がありました。これは、非常に痛い。
無償のメリットは大きいのですが、業務で使用する以上は安定したソフトでないと、お客様に迷惑をかけてしまう事もあります。
また、AutoCADは使用している人が多いため書籍や関連するサイトも多く、様々な情報を得やすいというメリットもあります。

フリーソフトも良いのですが、プロとしてCADを使用するのだから多少の費用をかけても適切なCADを導入すべきではないでしょうか。

というわけで
プロに図面を依頼したい方はコチラまで ↓ ↓ ↓

兵庫県下では測量にも対応いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?