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指す将順位戦9th 完走&降級
こんにちは。A級1組(だった)ガスボンベです。約半年かけて将棋のリーグ戦を行う、指す将順位戦9thの結果について書きます。
対局の振り返りはYoutubeでやっていましたが、途中から立ち消えています。オフシーズンにやりたいなと思いつつ……。
開幕前の目標については以下の記事で書きました。
成績について
まず、今期はリーグ11局を通して2勝9敗という成績でした。
この成績は、悪くはないです。妥当です。事前の目標設定が2勝だったので、ちょうど達成できているという数字であり、クラス間の棋力差に対する事前の肌感覚とそんなに離れていません。
残留争いという点では、あと1つ勝っていたとしても、直接降級という結果は変わりませんでした。(上位陣の一角と思われたこくえんさんの途中辞退による影響はありますが)
なんとか最下位を回避して入れ替え戦を戦いたかったのですが……。まあ、落ちるべくして落ちただけであり、降級は仕方のないところです。
内容について
内容については、良い面と悪い面があります。
まず悪かったほうから言えば、全体的に精度が低かったということに尽きます。これは対局に臨むコンディションの問題でもあります。今年一年を通して不眠があったり他の趣味の関係で夜更かししたりといった、生活習慣の乱れと将棋へのモチベーションの緩みが原因でしょう。
このあたりは、人は将棋だけに生きるにあらずなので、仕方のない面もありつつ、せっかくの格上リーグでの戦いなのにもったいなかったと思うところでもあります。
良かった点は2つあり、1つは「わりと戦える」という感触を得たこと。事前の目標設定の段階での感覚は「うまく行って2勝」だったわけですが、今期を完走した上での感覚は「振るわず2勝」なわけです。
半分くらいは良いところなし、半分くらいは互角の戦い……。それが「わりと戦える」に当たるのかは謎ですが、棋力よりも対局時のコンディション調整のほうを課題に思えるくらいの状況ではあったということです。
皆さんお強かったですが、届かない相手じゃない、と思って上を目指すことにします。
もう1つ良かった点は、対局者の方々が天撃システム(私がやってる序盤戦略)の課題局面を次々と突き付けてくれたことです。天撃システムの罠的な形に入ったのは第10局にっし~さん戦だけでしょう。(なお負け)
これが対局相手の棋力によるものなのか、天撃システムが認知された証左か、単に対局相手に振飛車党が少なかったせいかはわかりませんが、ともかく今期の将棋をしっかり振り返れば間違いなく天撃システムは進化します。レベルアップのための経験値ががっつり入ってきた感じですね。
その経験値を消化するためにも、振り返りをやらないと……。
その他の所感
うりゅんさんが参加登録時の意気込みに「A1とA2を繋ぐエレベーター」と書いておられたように、A級ではクラス間の棋力差を覆すのが難しく、中間的なポジションで上下する人が結構いると思っています。
私もそんな感じでA1-A2の中間で踏ん張れたら、A2に安住するよりは刺激的で上を目指す戦いを展開できるんじゃないかなぁと思います。
そんなこと言っていて来期を負け越さないか戦々恐々ですが……。
目標は達成できたか
最後に改めて、開幕時に掲げた目標を達成できたか確認しておきましょう。
2勝する →達成!
残留する →失敗
毎局振り返りをする →未達成(オフシーズンの宿題に)
という1/3な感じでした。