「最低賃金の大切さ」「労働組合で闘う意味について」知る機会に。
JCPサポーターまつり2023「市民&暮らし SOS ブース」に「シールde労働相談」ブースを出させていただきました。シールde労働相談では、「子供の働き方が心配」「いま働いているバイト先が最低賃金を下回っているように思う。どうしたらいいですか?」という悩みや47都道府県の最低賃金について異なっていることを日本地図で示し最低賃金法の改正を求める署名への協力呼びかけ、労働者権利手帳を配布して働くルールや労働組合を知っていただく機会、場ともなり参加をして良かったと思います。
ミニトーク企画では「働くあなたの明日をつくる」と題して労働組合で闘って職場を改善させたり、賃金アップを勝ち取っているお話をお二人にしていただきました。
日本金属製造情報通信労働組合(JMITU)の青年部役員をされている方、大手回転ずしチェーンでストライキも構えて賃金引上げを勝ち取っている学生の方です。
どうして労働組合に入ったのかという質問では「前職の際に働くルールを知らないことで理不尽な思いをして親に相談したら労働組合のある職場に就職したらいいのでは?とアドバイスがあったから」と働くルールを知って伝えていくことが大事だと切実に話してくれました。
アルバイト先の回転ずし店で働く学生は、ストライキを妨害されるのかと相当警戒していたが、妨害されるどころかむしろ応援してくれる人もいて思わぬ反応もあり嬉しかった。こうした取り組みを通じて時給が会社全体では賃金引上げはできなかったが、働いている店舗では200円上がった。ほかの飲食店では、アルバイトを全員組織化している事例も生まれているという報告もありました。
いま、「ストライキ」「春闘で賃上げを」と“労働組合”にスポットライトが当たっています。働く人がふつうに暮らしていける賃金を。職場環境より良くしていくために一緒に作っていこうと呼びかけができた機会となりました。
筆者∶あゆ
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