有りすぎて選べない色、困った
色が多過ぎると迷う⁈
"好きなの選んで良いよ"と言われ、一瞬嬉しくなるけど、いざとなると迷ってしまい、結局選べない…
色がたくさんあると豊かで贅沢な気持ちになり、ワクワクします。
でも、選択肢があり過ぎると迷ってしまい、結局、選べずに終わる人少なくありません。
色を選ぶ意味、自分が持っているアレと合うな、コーディネートしやすいな等、具体的なイメージが想像出来ると一気に選びやすくなります。
例えば、インテリアの壁色を決める際に20種類の白色が提示されると、微妙な違いを理解するのが難しく、最終的に決断を先延ばしにしたり、満足感の低い選択に終わったりすることがあります。ですが、その壁の近くに何を置くとか、家具の色や床の色を想像していくと、どの白なら良いかが次第に見えてきます。
ファッションやデザインにおいても、膨大なカラーバリエーションがあると、選択する時間がかかりすぎたり、選んだ後に「もっと良い色があったかもしれない」と感じることがあります。この場合も、どの服にどんな時に合わせるのかを考えると選ぶべき色が見えてきます。
人間んぼ本能から考えると、選べないほど少ない色数より、選ぶのに困る色数の方が満足度は高まります。多くの色数があっても選べるようになるには幾つかの解決策が考えられます。
解決策1
選択肢を絞る最初に数色(3〜5色)に絞り込み、そこから選ぶと決断が楽になるのですが、その絞り込みにまた時間がかかる。
ならば、赤、青、黄色ではなく、「温かみのある色」と「部屋のイメージにあう色」「季節感を表わす色」など、何を求めるかなど、色名だけでなく、
色を形容する言葉を添えてみると、より想像が具体化し、選びやすくなります。
解決策2 テーマや目的を明確にする
色を選ぶ際に、用途やコンセプトを明確にしておくと、必要な色が自然と絞られていきます。例えば、我が家のキッチンの色は、黄色が多いから黄色を引き立たせるのか、黄色をアクセントにする為に反対色(紫)を選ぶのか、など、コンセプトの明確化は一見、面倒臭いですが、一回決めるとそれを指針に進められるので、結果、効率を上げます。
解決策3専門家やツールを活用する
色見本や配色ツールを利用する、あるいは専門家に相談することで、自分に合った選択肢を効率よく見つけることができます。
色の選択肢が多すぎると迷いが生じやすいのは事実ですが、選択肢を適切に絞り込むことで、スムーズな決断と満足度の高い結果を得ることができます。目的に応じた方法を工夫すれば、より楽しく効率的に色を選ぶことができるでしょう。まずは色を言葉にしてみましょう。色の言語化は様々な場面で役立ちます。