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12週続くgcdfの6日目のクラスで考えること~場を観ようとする努力~

講座の中味には触れないキャリコン養成講座GCDFの振り返りです。今回のクラスも6日目、折り返しです。この日はコンテンツ回でキャリア理論の2日目です。相変わらず、短めのブレイクアウトルームを多用して進めます。

この日の後半戦では、意思決定の理論をワークを多用してやります。意思決定のスタイルとバリアを理解するためのロープレがそれぞれあるのですが、前者は過去のリアルな経験、後者は近未来に想定されるリアルな意思決定を取り扱うので注意が必要です。特に後者は要注意です。このクラスもありがたいことに受講生同士の関係構築が進んで、ワークでの自己開示度はかなり高いレベルになっています。意思決定のバリアのワークでは否応なく深い自己開示になっていきます。注意が必要と言っても、こちらができることは限られます。危険はないかと場を観るしかできません。そして、もしもの場合は躊躇せずに介入します。今回は、ありがたいことに、まったくその必要はありませんでしたが…。

オンラインのクラスは、キャリアカウンセリング協会の新橋のオフィスの部屋から配信しています。あらかじめパソコン1台とセカンドモニターをご用意いただいていますが、私はそこに個人のパソコンを持ち込みます。グループワークやペアワーク中は、2台のパソコンを駆使して、全グループ・全ペアの場をまわって観ます。リアルですと、何となく全体の声が聞こえるので、危なそうな状況や、ワークの趣旨からズレたことをやっているペアに自然と気づきますが、オンラインだと意図的に巡回する必要があります。1台のパソコンはスピーカーをオンにして、もう1台はイヤホンで聞きます。今回のクラスは14名と、ありがたいことにやや少なめなのですが、それでも7ペアあります。同時に2ペアを聞きながら、ぐるぐる巡回するのは結構な集中が必要で、ワーク中はこちらも疲れます。でも、間違いなく必要な行為なのです。ワーク後の振り返りやまとめでも、ワークをリアルに聴いているからこそ深められることもあります。また、是非、全体に聴かせたいやりとりなどを披露いただくお願いなんかもできます。
さらにもう1台パソコンを持ち込んで、3グループ一度に聞けないかなと思うこともありますが、さすがに無理かなと思います。聖徳太子はすごいですね。うらやましいです。

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