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Mr of the Year 2024 Japan Finalで  準グランプリ(レジェンド部門)を      いただきました!(1)


え!? 私がミスターオブザイヤーに出場?


合同会社JC1の中井川です。今日は、Mr of the Year(ミスターオブザイヤー)について書きたいと思います。Mr of the yearの話をするためには、Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)について説明する必要があります。Mrs of the Yearは、いわゆる「ミスコン」とは違って、結婚して子どもがいても(いなくても)、あるいはシングルマザーの方でも、還暦を過ぎたシニア世代の方でも、トランスジェンダーの方でも、女性は何歳になっても、どんな境遇にあっても美しくなれる、輝くことができる。そんな考えのもと、年齢や容姿に関係なく、エイジレス、ボーダーレス、ジェンダーレスにチャレンジし続ける女性たちを応援するために、2020年にスタートした全く新しいコンテストです。

Mr of the Year(ミスターオブザイヤー)は、そんな輝く女性たち応援し、パートナーとしてふさわしい最強最高の男性を目指し、「生き様」をフィーチャーする世界初の男性コンテストとして、2021年に始まりました。Mrs of the YearもMr of the Yearも年々参加者が増えて規模が大きくなり、今では地方大会を経て日本大会(ジャパンファイナル)を目指す、そういう流れになっています。高校野球の「甲子園」を目指す構造をイメージしていただければ良いかなと思います。

イケオジっぽいから出てみたら?


合同会社JC1は、2023年からその趣旨に賛同し、縁があって「Mrs of the Year鳥取・島根大会」に企業協賛していたのですが、2024年になって主催者側のある方から、「Nさん(私)とUさん(同僚)は、イケオジっぽいからミスターオブザイヤー出てみたら?」というオススメの言葉をいただき、最初は「いやいや私など…」と固辞していたのですが、「是非是非!」というやりとりが何度かあって、結局、地方大会のひとつである「Mr of the Year関東・沖縄大会」に出場することになったのです。

出場を決めたものの、その時点で大会まで1ヶ月を切っており、大慌てで準備に入りました。衣装はタキシードが基本なんですが、そんなものは持ってないので、Amazonでリーズナブルなものを何着か買って、靴や蝶ネクタイ、チーフやサスペンダー、カフスなど、一通り準備しました。コンテストの審査項目は、「ウォーキング」と「スピーチ」、それから女性の「エスコート」の3つなんですが、これについては、過去に受賞した先輩の皆さんにコツなどを伝授していただきつつ、ほぼ直前に特訓をして、あとはもう個人練習だけ。そして、あっという間に前日のリハーサルを迎えることになりました。私はそこで初めて、ランウェイと呼ばれる(床から数十センチほど高い)専用のステージを歩いたのですが、緊張すると手と足が一緒に出てしまったりして、「おいおい、大丈夫か?」そんな不安の消える間もなく、翌日の本番へと突入してしまったのでした。

Mr of the Year 2024関東・沖縄大会で               グランプリ受賞(レジェンド部門)!


引き攣った笑顔とぎこちないウォーキングとエスコートを済ませ、スピーチはとにかく大声で元気よくと、あっという間に演技が終わると、もう身も心もへとへとになってしまいました。仕事柄、プレゼンテーションで大勢の前で喋る、説明するという経験は豊富なほうなのですが、何せ人前で「歩く」、女性を「エスコートする」というからだ全体の活動とその様子をじっくり見られ、かつ採点されるという体験は全く初めてのことであり、アドレナリンももう出ないだろうというくらい極度の緊張と高揚を経て、気がつくと演技は終わっていて、ほぼ放心状態のまま、結果発表そして表彰式を迎えました。

ところが結果を聞いてびっくり!何がどう良かったのか、レジェンド部門(61歳以上)で私がグランプリ、同僚が準グランプリを獲得して、なんと2人とも日本大会に出場することが決まってしまったのです!レジェンド部門は他の部門(ダンディ部門、グラシアス部門など)に比べると若干出場者は少なめとはいえ、全く予想外の結果で本当に驚きましたが、この年齢になって何らかの賞をいただいたり、トロフィーをいただいたりすることなどあまりないので、じわじわと嬉しく、ちょっとだけ誇らしく感じたことを覚えています。

しかし、問題はここからでした。2ヶ月半後に迫る日本大会(ジャパンファイナル)は、いわばミスターの「甲子園大会」です。知れば知るほど、これはやばい!という焦りと緊張が早くも押し寄せてきたのでした。