病院に行くと3


いよいよk先生に診て頂く日、どんな先生だろうと期待しながら主人と病院へ。
私を見られて診察までに直ぐに、貴女は精神疾患では無いですよ。これは病気ですからね。と優しく声をかけて下さいました。私にも診せて頂寝ますか?と凄い低姿勢!この様な先生初めて!
そこでビデオを取りながら診察してもらい、別の日にMRIを撮ることに。これ迄通り医療センターにもかかって下さい。そして私にも診せて下さいと。

次の予約の日にMRIを診て細かい検査をしたいから、遠いけどt大迄来て下さいと言われ行く事に。でも待っていても全く入院の電話がなくて、少し心配になり病院に確認すると、予約は入ってますからと言われて、取り敢えず書類だけ送って貰いました。

そして待ちに待った入院。病棟の主治医はT病院でも話した事がある先生。どんな些細な事でも良いですから、看護師に伝えてください。K先生からその様に言われてますので。毎日K先生に報告する事になっていますと優しく言われました。背の高い先生なのですが、必ず話す時はベットの横に座って目線を合わすようにされていました。これ迄の先生とは違うとここでも感じました。

入院初日の夜、いつものように起こる痙攣と硬直。その度にナースコール。看護師さんが驚かれて先生呼びましょうか?と。いえ、別にいつもの事なので、カルテに書いて下さいと。
本来なら次の日から始まる検査。しかし夜のことがあったので一旦白紙に戻されたみたいで。

教授回診でK先生が来られて、待たせて悪かったね。先日F先生から宜しく頼むと言われてね、障害者手帳の事とかも聞いてるから安心してねと。沢山の先生の前で歩いて下さいと言われて、今度はそのまま後ろに歩いてと言われたけど、後ろに下がった途端転けそうになって、あれって·····先生慌てて抱えてと言われて周りの先生に抱えられて転ばなかったけど·····こんなんだったかな?と。自分でも歩けなくなってきているのを再認して少しショック。

食事の時も指が固まったり、口まで持っていけても喉まで送れない!食べることすら難しくなってきてました。自分でも嚥下障害があるのは分かっていても、それを認めたくない!だから検査も受けずに·····
でも笑うネタに困らない患者さんがいて退屈しない入院生活でした。

私の方の検査ですが髄液も異常なし。筋電図ではSPSではないと言いきれないと。でもこの状態では治療は出来ないと言われました。結局ここでも分からないかと·····私って本当に病気なんだろうか?

退院してT病院での外来の時K先生は、遠くまで来てもらったのに病名が分からなくてごめんね。貴女の病気は今の現在医学では解明できないんだよ。でもストレスとかではなくて病気だからね。でもストレスもあるのかな?と笑いながら言われました。

障害者手帳の事をお願いすると、T大では書けるよ。それでいいかな?でも心因性ジストニアとしか診断はつかないけど。と言われました。
これまでも何回も言われた病名、なのにこの先生は診断書を書くと言われた。あれだけ悩んでいたのに!その一言でどれだけ救われたか。

この後色々あるのですが長くなるので今回はこの辺で。

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