【感想】クリスマス・イブのおはなし
今年は24日、25日が珍しくお休み。そうは言っても、実家には年末年始に帰るし、予定特にないかも……
と、思っていたところに見つけたこの公演。
残念ながら原作の絵本は存じ上げなかったんだけど、スタッフ・キャスト欄によく知った名前が。
演出・脚本・音楽:浅井さやかさん。過去にはしゃばミュ、最近はまほステ、face-to-faceと、今すごく気になってる方。
キャストに山寺宏一さん。この方の凄さは書かずとも自明。過去に1回だけ、VOICARION『Mr. Prisoner』で生で感じたあの凄まじさが忘れられない。
新妻聖子さん。ミュージカルにわかの私でも名前を知っているスター。
日替わりキャストも、新正俊くん、岩城直弥くん、坪倉康晴くん、加藤大悟くんはまほステで。高野洸くんは天てれから(笑)、廣野凌大くんはしゃばミュの日替わりキャストとして、梅津瑞樹くんは刀ステで。
そして、千田阿紗子さん、田村良太さんはback-to-back、face-to-faceで。
これは行くしかないのでは……!?
残念ながら年末年始の休みがあって有休は取れない時期なので、悩んだ挙句24日のチケットを取りました(倍率覚悟してたけど無事取れた)。
もうほんとに楽しかった!!!
リーディングステージと言っていたから朗読メインなのかな?と思っていたけど、ほぼミュージカル。浅井さんの音楽は耳に残るものが多いなあ。めっちゃ楽しい。
グッズのペンライトも、思い切って購入して良かった!一緒に振れるの楽しかったし、会場に星が散ってるみたいで綺麗だった!
朗読もすごく良くて、山寺さんは勿論新妻さんもお声が良くて。山寺さんの朗読は情景が目の前に浮かんでくるみたいだし、新妻さんは主人公に見えたり、読み聞かせるお母さんのように感じたり。日替わりキャストのおふたりも、声が対象的な感じで可愛らしいコンビ。パペッツの御三方はたくさんステージを盛り上げてくださったし、猫ちゃんが可愛くて体がしなやかで見とれちゃう。
衣装もみなさん可愛くてカッコよくて、世界観にぐっと入り込める感じ。
本当に絵本の世界に入ったみたいに童心に帰って楽しめました。
まさかのアドリブパート、山ちゃんの無茶振りに振り回される若手二人(笑)
最高に(声無しで)手叩いて笑った!本当に感謝(笑)
朗読終了後のライブパートではペンライトが本領発揮!
ほぼ全曲手拍子+ペンライト、しかも客降りあり!!
客側の発声は禁止だったけど、それでもすっごい楽しかった!
(コロナ前なら最後にみんなで歌う1曲があったのかなあとも思っちゃったけど)
J-POPメドレーはちゃんと知らないけど聞いたことある曲ばかりで、改めて聞くといいなあって思う。あとで原曲調べてちゃんと聞く。
共演者とのハモリパートでしっかり共演者の顔見て歌う坪倉くん(曲の半分くらい横顔しか見えなかった気がする笑)、お客さんの方を隅々まで見渡して歌う中尾くん。
他の日替わりも見てみたかったなあ。配信見ようかな、と思いつつやっぱり、こういうの見ると現地最高!ってなるなあ(たぶん配信買うけど)。
とにかく本当にほんとうに楽しくて、ずっとこの楽しい時間が続けばいいのにと思うくらいで、あっという間の90分。
観に行けてよかったなあ、と余韻を噛み締めながらしみじみ。
全公演配信あり(アーカイブもあるよ)なので、気になったら是非。私ももう少し余韻に浸ります。