【激推し】アニメ『佐々木と宮野』のちょっとした話。【アニメ化圧倒的感謝】
※BL作品についての記事です。苦手な方はブラウザバック。
『佐々木と宮野』のアニメが尊い。
『佐々木と宮野』とは
pixivコミックで春園ショウ先生がweb連載されているBL漫画。
BL（＝Boys' Life）という謳い文句で、腐男子である宮野とその先輩である佐々木の二人を中心に、男子高校生の日常のわちゃわちゃと、かわいらしい恋愛模様が描かれる。
（※ちなみに3～4巻あたりからはちゃんとBoys' Loveな展開もあります）
現在、コミックスは1～8巻が発売中。
さらに、佐々木の友人の平野とそのルームメイト・鍵浦を主人公としたスピンオフ『平野と鍵浦』が現在月刊コミックジーンで連載中。こちらは3/26にコミックス3巻が発売されました。
さらにさらに、スピンオフノベルとして『平野と鍵浦』（前述の漫画よりも先に出版されたため、こちらのほうが時間軸は前）、ノベライズ短編集『佐々木と宮野 1年生』『佐々木と宮野 2年生』。
さらにさらにさらに、月間コミックジーンの付録から端を発したドラマCDが2巻、アニメ化を機にさらにオリジナルのドラマCDが2巻。月刊コミックジーンの付録にはスピンオフ『平野と鍵浦』のドラマCDも。
さらにさらにさらにさらに、なんとアニメ化を記念した朗読劇まで（しかもアニメ放送前に！）上演され（ちなみにその様子はアニメDVD1巻の特典として収録されるそうですありがとうございます公式）。
そして現在、アニメが絶賛放送中。
と、決して派手でないながらも（？）様々な媒体で広がっている『佐々木と宮野』シリーズ。（鍵平好きな方いっしょくたにされたくなかったらすみません……私の中では鍵平も含めてささみゃーふぁみりーなので……！）
そのどれもが、原作を大事に作ってくださっているのがすごくよくわかって、どれも大好きです。
実は。。。
実は私、この作品が商業化される前からのファンです（唐突な告白）。
元々は、作者の春園先生が、支部で私の好きな作品のファンアートを描いていらしたことから春園先生を知り、そして一次創作も描かれていると知って見てみたのが知ったきっかけ。それがささみゃーでした。絵柄も色使いも好みだし、何よりみんながかわいくてすごくハマった。
支部で追っていたシリーズが、まさかのweb連載、単行本化、ドラマCD化、グッズ化、果てはアニメ化！？！？と、ひとつ大きくなるごとに驚きと感動が。
（まあ、最近このパターンはよく見かけるっちゃ見かけるんですけど。チェリまほもそうだし。でもささみゃーは別格の『好き』なのでどうしても感激もひとしお……）
でもだからこそ、毎回不安もあって。
大好きなこの作品を応援したいけど、受け入れられなかったらどうしよう？
特に今回は、これまでの漫画連載〜ドラマCDの流れが最高すぎたので、その分不安も大きかった。
アニメ1話
正直なところ、アニメ1話を一番最初に見たときには、まだちょっと不安だった。
キラキラでポップな演出は、漫画がそのまま動いてる！って感じで良いかもな反面、アニメとしてはちょっと好みが分かれるんじゃないかな……と。
でも、2話、3話と見進めていくうちに、全然杞憂だったとわかった。
色合いが綺麗。キラキラな演出がさらにその色合いの透明感を増していて、雰囲気がさらにふんわり可愛くて。
3話を見終えるころには、見終わって「…………尊い……（溜息）（机に突っ伏す）（語彙力の死）」な状態。
アニメ、最高です……。
アニメの感想
dアニメストアで現在6話まで見ました。もうちょっと、本当に言葉にならない感じなんですがなんとか言葉を残しておこうと思って。
①キャストについて
もうこれは、ドラマCDでお馴染みの皆々様なので不安も何もなかったけれど、色々とおおおー！と思ったので書いてみる。
宮野由美役：斉藤壮馬さん
安心安定のみゃーちゃん。この一言に尽きる。ドラマCDとアニメとでは、セリフが違ったり表現が変わったりしているはずなのに、それを全く感じさせない「みゃーちゃん」。早口オタクトークも健在。あと、「うぐっ」って不意打ちに言葉に詰まる感じがかわいすぎる。そりゃ「みゃーちゃんはかわいいねー」になるわ。好き。若干ネタバレだけど意識してみるとカバンかけ替えるシーンめっちゃちゃんと描写されてて情緒が死んだ。好き。
佐々木秀鳴役：白井悠介さん
いやあ佐々木先輩、めっちゃ華やかになったね！？元々、原作漫画でも佐々木先輩の笑顔が好きなんだけど、アニメで絵と声が揃ったことで華やかさ5割増しに見える。好き。あと、みゃーちゃんと話している時と平野と話している時の差異もわかりやすくなった気がする。照れて口元隠しちゃうのかわいいね。これ、絵がついたら「佐々木先輩がかわいい」にもさらに説得力生まれちゃいそうな気がする。好き。
平野大河役：松岡禎丞さん
平野先輩、個人的に一番アニメ映えしてる！！アニメのキャラとして生き生きしてて好き。むしろこれまでで一番しっくり来てるかもしれない。声のトーンの処理が天才的ですよね本当に。個人的にはドラマCDだとカットされちゃってた佐々木先輩へのツッコミが復活してたりして大感謝。平野と佐々木の会話大好きなんで。「心臓止まんねぇ……」「止まってたまるか。死ぬぞ」とかね。5話ED後の佐々木とのやり取り入れてくれた公式にありがとう。
暮沢丞役：新井良平さん
安定感の暮沢くん。本当にありがとう。宮野と暮沢が揃ってるところ見ると本当に心が安らぐ。あと、結構大人しめなイメージだったけど、絵が動くとまたDK感が増して良いよね。「佐々木先輩、かっけーよな」の背中叩くとことか声上げそうになった。好き。
田代権三郎役：市来光弘さん
田代、かわいい～～！！動きがついたらかわいさ3割増しじゃないです？びっくりした。本当にかわいいし延々眺めてたい。テンポよく進む中で、1年ズのわちゃわちゃ感の演出の大部分を担ってると思う。好き。
小笠原次郎役：小野友樹さん
先輩、なんかちょっとカッコよくないですか？？え、小笠原先輩こんなかっこよかったっけ？？って思ったほどに絵と声がマッチしててカッコよくなってた。いや、コミックスの例の「結婚」発言でフィルターかかってるだけか？不憫かわいいとこも好き。お幸せにな！（気が早い）
半沢先輩と鍵くんは今のところあんまり出番がないのでまた今度……。文化祭を楽しみにしてる。
②演出について
絵がかわいい。キラキラしててかわいい。
キャラの心の揺れ動きに合わせて、キラキラ～っていうエフェクト？みたいな演出があって、もうそれがめちゃくちゃかわいい。
さっきも書いたけど、最初はこのエフェクト個人的にはいまいちかな……好み分かれそうだよな……とか思っていたのに、回数を経るごとにかわいい！が増えていく不思議。
原作でデフォルメイラストになるときの描写もかわいい。ぷにぷにしたい。
あと、サブタイトルっていうかあれは多分原作の欄外の一言の再現だと思うんだけど、一瞬のカットイン。最高。
と、本当に漫画が動いてるみたいなアニメだなあって感じる。原作の雰囲気をめちゃくちゃ大事にしてくれてるのがすごく伝わってくる。ありがとうスタッフさん。
③OP
いやあ、これはもう。
最高。
毎回飛ばせないOP。
歌詞はすごくかわいくて、ゆっくりゆっくり進んでいく佐々木先輩とみゃーちゃんの心情にすごく沿った感じで。
曲調や歌声はとっても爽やかで、まさしく青春！って感じを呼び起こさせる。
YoutubeにMVあるから是非聞いてほしい。
OP、歌もめちゃくちゃ良いんですけど、さらに映像がめちゃくちゃに良くて。
流れていく風景に、「あ、これあのシーン」「あ、ここであのセリフくる」「こ、このシーンは……！」の連続。原作ファンはこれたまったもんじゃないな本当に。
まあ、若干ネタバレされてる？といえばそうだけど、先の展開を知っていないと本当の意味には気づけないし、これはこれであり。原作未読の人は是非OP映像を毎回見てもらうと新たな発見があって面白いと思うよ！と言いたい。
④ED
幸せムードいっぱいのED……！もうほんとかわいいの一言に尽きる。めちゃくちゃ曲も歌詞もかわいくてキャッチー。しばらく頭から離れなくて困った。しかもYoutubeにノンクレジット映像（ただし宣伝は入る）アップしてくれてるの公式さんありがとう。
もう、この映像で映る場所映る場所、「あ、この場所はあのシーン」「ここはあのシーンの……！」と過剰反応するオタク。
しかも佐々木先輩とみゃーちゃんが並んで歩いてるとこ、ちゃんとみゃーちゃんの鞄の位置……！！
しかもちゃんと見ると佐々木先輩、みゃーちゃんに歩くスピード合わせてあげてるという。なんだこれ尊い。
田代が後ろで手を組んでるの可愛いし解釈一致過ぎるし、暮沢はずっとスマホいじってるのはささみゃーの隠し撮り彼女に送ってるんですかって感じだし、そして背の高い先輩ズ、歩幅がひろーい！かっこよ！！
しかも、CDのカップリング曲が鍵平（スピンオフ『平野と鍵浦』のメインCP）。
神。
CD聞くの楽しみ（まだ受け取れてない）。
と、まあつらつらと書いてきましたが。
「原作者様アニメ公式様ありがとうございます」
の気持ちで楽しみます。もう本当にこれだけ。
いやそれは嘘。ちょっとこのままのペースだと原作6巻くらいで終わりそうなので絶対絶対2期やって欲しい！！という欲が。7巻のさとこさんとみゃーちゃんのエピを見たいんだ……！！
とにかく、これが今の私の最推し漫画＆アニメです。
おわり。