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ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人

実家の大掃除と車移動などにより、投稿できていませんでしたが再開いたします。

みなさんは「愛国心」と聞いたら、どんなことを思い浮かべますか。何かをためらいますか?

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[ケント・ギルバート]のついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書)


私たちは「愛国心」とどのように向き合っていけばいいのでしょうか。僕はアメリカに3年間住んでいましたが、日本人以外の人に対して、「別に愛国心はありませんよ」と伝えたら、「この人たちは本当に信用できるのかな」と思われてしまう可能性が高いと思いました。


ケント・ギルバート氏が言うように、「日本以外の人にとって、愛国心とは家族を愛する心という概念がある」という言葉に僕も同感です。

国民は家族のようなものであり、国そのものが家族なんです。


しかし、どうして私たち日本人は「愛国心」という言葉にアレルギー反応のようなものがあるのでしょうか。それは戦後にまでさかのぼります。


ある種のマインドコントロールがあったという分析がありますが、つまり、戦後の日本では、意図的な愛国心に抵抗感や罪悪感を抱かせるような学校教育やマスコミによる報道があったとのことでした。


こういった洗脳を行っていたのはGHQ、WGIP(War Guilt Information Program)であり、「天皇や愛国心」を語ることは危険なイメージがあるということからでした。


そして、日本人が日本のことを知らない、自国の歴史や文化を語れない人として世界から見られている(という可能性)をほとんどの日本人は知りません。


一方、アメリカでは、幼稚園から「忠誠の誓い」を暗誦し、アメリカで育った国民は国旗に対して特別な感情を持っています。


日本とアメリカの愛国心。

例えば、日本の街中でアメリカ国旗がデザインされたTシャツを着ていても誰も別に気にしないでしょうけど、日本の国旗が胸元にドンっとプリントされた白Tシャツを着ていたら、多くの注目を浴びることでしょう。


私たち日本人は自分の国旗に誇りを持っていないのでしょうか。日本という国を愛していないのでしょうか。僕はそうは思いません。


ただ、国民一人一人が「天皇」や「愛国心」などの言葉を自分で勉強し直してみることが重要なのではないかと思います。学校で教えられたことだけではまず足りないと思います。


学校の歴史の授業だけが「真実」だとは限りません。

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