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134 伸ばし伸ばしにしていいことは一つもない。(稲田)2022/5/27

仕事をしていると「自分はこのままでいいのだろうか」と不安になることは珍しくごありません。特に20代の社会人の方には多いと思います。そんなとき、このツイートをぜひ読んでほしいです。

とくさん|MYCOPINGのツイートから引用
漠然とした不安が襲ってきて、このままで自分のキャリア大丈夫かなと悩んでしまう時、実はその感情は「来週締切の資料が終わってない」とか「苦手なAさんに話をしなくてはいけない」という身近で具体的な課題から来ていることが多かったりする。私は、ここに気づけるようになったのすごく大きかった。
不安をキャリアの悩みと勘違いして、転職情報を漁ったり、資格を検討したりしてたけど、実は「来週提出のプレゼン資料が終わってないこと」が不安の原因だったことよくあった。なので、プレゼン資料作りに集中して良いもの完成すると、気分も明るくなってキャリアの不安なんか消えてるんですよね…
おそらく「目の前の課題」に向かい合うことが怖いから、その逃避行動としてキャリアという「概念」について考えるのが習慣化してるんですよね。リアルな問題解決って具体的な努力が必要だし失敗するリスクもある。でも抽象的な概念を考えるだけならそのリスクがない。なので、つい後者を選んじゃう。

https://twitter.com/nori76/status/1507875916344872961

どうですか。身に覚えがありすぎませんか。
ぼくは社会人を始めて30代半ばまで、「自分はこのままでいいのだろうか」とずっと思っているような人間でした。40代になってからは流石に「これは逃避行動である。目の前の課題が嫌なだけである」と思えるようになりましたが。

気が重いなあ…と思うことは今でもやっぱりあります。でも、Web制作で複数の案件を抱えている状態で手を止めてしまうのは致命的です。次の工程に控えている同僚たちの時間を奪ってしまうし、提出の時間が伸びるほど相手や顧客の期待値は上がります。伸ばし伸ばしにしていいことは一つもない。もう、嫌というほど経験しました。

なので、「スピード命。ぐだぐだ悩むより速く出す。速さはバリュー」と肝に銘じて進めるようにしました。速度重視で「失敗した」と後悔したことはほぼないのでお薦めです。速く出して怒る人はいません。ぐだぐだ悩んで約束を守れないことの方がよっぽど怒られます。当たり前ですが。

そんなことに改めて気づかせてくれるツイートでした。 「このままでいいのだろうか」と漠然と不安になっている社会人ルーキーの方がいたらぜひ読んでみてほしいです。解決策は知っていた方が全然いいですから。

巧遅拙速、わたしの好きな言葉です。(シン・ウルトラマン風)

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