541 「22歳のアルバイトが次期社長」で話題になった株式会社スカイスクレイパーのWebサイトを見てみる。（稲田）2024/4/30
「22歳のアルバイトが次期社長」で話題の株式会社スカイスクレイパー。Webサイトを見てみたら、次期社長のメッセージを様々なコンテンツで掲載している。現社長との対談やインタビューはもちろん、トップページのファーストビューが諸沢さんの写真とメッセージ。これは大した会社だなあと思いました。
私が、次期社長の諸沢莉乃です！
私には優れた能力も学歴も経験もありません
ただ“挑戦する気持ち“はたっぷりあります！
愛と感謝も持ち続けています
迷ったときは
いつも「損得より善悪」で行動します
今の諸沢は
「スタッフの方を幸せにする！」とは言えませんが
「人間性」を高め“愛”ながら
一緒に幸せな人生を目指す事は出来ます！
「この会社に出逢えて良かった」
と仰って頂ける会社にします！
よろしくお願い致します！！！
次期代表取締役
諸沢莉乃
人を中心においたWebサイト
Webサイトを見た印象はとにかく「人」推しです。ココイチFCをメインとした飲食ビジネスなのにフードの気配は皆無。これからの飲食ビジネスに共通する経営課題のひとつは「アルバイトを軸とした人手の確保」です。商材も立地もよいのに人手不足で機会損失をしてしまう飲食店は今後頻出するはずで。
飲食ビジネスの今後の課題を仮説として捉えてみると、株式会社スカイスクレイパーの「人」を軸としたプロモーションはとてもしっくりくる。企業サイトもそのコンセプトで作られているんだろうと思います。いや、全部ぼくの勝手な妄想ですよ。でも、Webサイトからそう読み取れたということです。
「人を軸にした生き残り戦略を本気でやろうとしている飲食ビジネス業」とスカイスクレイパーを理解すると、22歳アルバイトの次期社長抜擢も選択肢として納得できる気がします。そこにシンパシーを感じる人が集まるきっかけになるし、「そういう会社なんだ」という認知とブランディングにも寄与する。
もちろん「この人なら任せられる！」と現社長が本気で思われたことがまずありきだと思いますが、その決断と目指す未来と経営戦略との親和性が高い。いやもう全部勝手な妄想なのですが。興味深かったです。次期社長の諸沢さんにとっても実りあるチャレンジになりますように。
株式会社スカイスクレイパーのWebサイト
株式会社スカイスクレイパーのWebサイトはこちらです。OGP（SNSなどでシェアしたときに出るサムネイル画像）も次期社長の諸沢さんになっているのも徹底している。Webの使い方をよくご存じな会社だと思いました。