意志の力

今回は身体障碍者の不幸な人の話をします。その人は意志の力で麻痺と無力に打ち勝ち、社会に光を広げました。
彼の名前はアミヌール、1971年12月16日に誕生。父親は教師、アミヌールは勉強もでき、とても優秀でした。卒業後、故郷の実家に戻ったところ、家の近くで行われていた軍の訓練の銃弾が突然彼の肩を貫通し、重傷を負ったのです。政府による治療を受け助かりましたが、一生身障者になり、それ以来、希望を失う人生が何日も続きました。ある日、彼は希望のない人生を終えようと決心し、社会福祉の為に何かできることを考えました。車椅子で移動をはじめ、地元の貧しい子どもたちに無料の学習提供を始め、無料学習センターを設立したのです。この教育施設は “Shishu shikkha Alor Kendro”と名付けられました。不屈の人生を過ごしたこの男性は、2021 年10月 15日に逝去されました。

2021年11月30日
JBCEAバングラデシュ 副カントリーディレクター
シャヒナ・カートゥン

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