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膠原病 混合性結合組織病(MCTD)になっちまったー④


診断されるまで 〜その④〜

選んだ病院のリウマチ・膠原病内科は
紹介状が必ず必要である
初診は予約ではなく受付順になるとのこと

大きい病院は予約できても
時間通りにならないことが多い
早い時間に行っても待ち時間は発生するから
受付終了少し前に行った
大きい病院は早い時間に患者が集中しがちだ
入院患者も急患もいるからお昼を回っても
検査はしてもらえるだろう
あと、どんな検査でも受けられるように
朝ごはんは食べなかった

まずは初診受付で順番を待ち
カルテを作成し受け取るまで1時間かかった
丁寧な事務処理なのかこの1時間で
呼ばれた新患は7人ほどだった
待ち人数は常に何人もいたが
ひとりひとりに時間がかかっているようだった
この時点で長期戦になるだろうと予測できた

次に診療科のある内科受付へ向かった
カルテを提出したら
当該診察室近くで待つよう言われた

様々な内科の患者が大勢いた
GW明け2日目なので座れる椅子が
見つからないほどであったが
他内科はスムーズに進んでいた
膠原病内科で呼ばれる患者は
高齢の女性ばかり
膠原病は女性に多い病気と理解できた
待つこと1時間20分、やっと順番がきた

担当医は中年の爽やか系
入室早々自己紹介された
その数秒の様子から信頼でそうなDr.だなと思った
雰囲気と話方だけで判断すると
友達だったら少し緊張するタイプだが
担当医としては信頼できるタイプだった

問診、小さいカメラみたいな物で
手、指の状態を丁寧に診たあと
口の中を診た瞬間に
速攻でドライマウスだと言われた
どうしてわかるのだろうか
ここのDr.もSLE(全身性エリテマトーデス)を
疑っていた
この後は心電図、レントゲン、血液と尿検査を
受けたら本日は終了
結果は1週間後
その日は唾液腺エコーを撮って診察になります
予約入れますねと言われた

この時、ご高齢のそれも女性の患者さんだと
説明中に話が脱線するだろうし
的外れな質問するだろうし
話のコシは折られるだろうから
1人の対応時間は長くなるのは当然だと思った
担当Dr.の話のもっていき方はさすがだなと
感じる部分が多々見受けられた
自然と身に付いたワザなのだろうか
毎日相当数の患者を診てることを考えると
相当なご苦労だなと思った

近々また所用があり
長期間自宅を離れる予定がある
できるだけ早く出発したい
Dr.に事情を話し結果は早まらないか尋ねたが
早くしても1日くらいしか変わらないとのこと
(ここでかかりつけ医で検査した膠原病の
結果通知に時間がかかったことが理解できた)
初診日からワガママ言って迷惑かけたくないから
仰る通りの日にちと時間に予約してもらった

診察室を出て再診日の確認と
その日の流れの説明を受けたあと
今日受けるいくつかの検査へと向かった
看護師や検査受付の方は忙しいはずなのに
話し方は丁寧で機転もきいた
とても親切だった

全ての検査が終わって会計に受付票を出し
イスに座って一息ついていたら
支払いへ進むよう自分の番号が表示された
会計作業だけは恐ろしいほど早かった
支払い機で精算して病院を後にした

ここまで3時間半
長かったような短かったような
時間に関する神経がマヒしているようだった

家族に連絡した
結果は1週間後、Dr.の様子から
膠原病は間違いないだろうと伝えた

続けて両親にも連絡した

それからの1週間は不安もあったが
やるべき事も多かった
どんよりとした空気は嫌いだから
明るい気持ちで楽しく過ごせるよう努めた
主人は口を開いては病気に関することを話し
表情は常に暗い
これではどっちが病人かわからない状況であった
あー空気を重くするな!

長いようで短い1週間が過ぎた

これで体調不良の理由がわかる
とても不安だったが
定期テストの結果が出る直前のような
ドキドキ感もあった

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