見出し画像

南の島

月1、2回旅をしている
その大半は南の島へ旅してる
あの青い海が空が島が私を呼んでいると
勝手な解釈をして
旅に出ている

素足でサンダル履いて
ショートパンツ着て
その土地らなではの風と雰囲気を味わう
とても贅沢な時間である

豪華な食事なんていらない
地元スーパーのお惣菜を買って
ホテルから海を眺め食べられるだけで幸せだ
まあお気に入りのお店で暴飲暴食もしているから
常に質素とは言えないが‥‥

移動はバスか徒歩である
タクシーは贅沢すぎる乗り物だから使わない
使う時はどうしようもなく身体が疲れた時だけ
のんびり散策しているのに疲れるということは
無理をしているということ
旅先では絶対にダメな行動である
だからバスや徒歩が辛くなったら
ホテルで休むようにしている
行動を詰め込みすぎないよう
滞在日数は長めにしている
いつでも休息できるよう
アクセス良い立地のホテルに宿泊している
安くて海が見えるホテルに泊まれる満足感は
私を幸せにしてくれる

何も計画をたてずに
思いつくままに行動する
帰る日は決めず自由に過ごしている

現地では
夜眠りにつきながら明日は何しようかと考える
朝起きて思いつくままに行動する
もちろん体調第一の行動である
どんな1日になるかは当日のお楽しみである
ワクワクが止まらない
いつもは主人のお弁当や
家事スケジュールを考えている
頭の中で考えるルーティンは変わらないが
内容は違う
滑稽である

思いつくままに行動するにしても
情報は必要である
事前の下調べはもちろんだが今はネット社会
いつでも簡単に情報は得られる
経験や現地の人の話も重要である
そこでしか得られない事も山ほどある
お喋り好きな性格で良かった
滞在毎に頭の中にある知識や情報の上書きがある
新しい知識と情報は好物である
五感で満足できる、なんと幸せなことだろう

私は専業主婦である
なんの生産性もない人間である
主人のスネをかじって生きている
 
せっせと貯めたマイルとポイントを使う
いろんなサイトを検索して
今の自分に合う安いホテルを探す
ホテルは素泊まりにして食事を安く済ませる
現地ではバスか鉄道か徒歩移動
いくつかルールを作って旅に出ている

膠原病発症前は
主人に嫌味を言われっぱなしであった
言いたくなる気持ちは理解できたが
それでも年に4回ほどは旅をしていた
発症後は優しくなった
いつ行けなくなるかわからないから
今のうちに行っておいでと言ってくれる

ははは、残念だが行けなくなる事はない
どんな状態になっても行けるよう
現地でシュミレーションしているのだ
転地療養ってテもある
病院はどこにでもある
主人よ、私の性格侮るなかれ!
転んでもタダでは起きないのだ
ピンチはチャンス
どんな時でも人生楽しまなきゃ損だよ

紫外線NGでは?
それでは何にもできない
自宅に篭りっきりだと
外的要因はブロックできるが
内側にはストレスが貯まる一方だ
今は精神的にリラックスできる事を優先している

元々日焼け止めクリームは合わない体質である
塗っても皮膚は赤くなるし痒みやブツブツもでる
紫外線カットの効果を感じられないのである
あの幕張った感触も苦手である
肌が熱を持ったような感覚になり息苦しくもなる

しかし塗らないと体にダメージがくる
そんな事はわかってるが
塗らない方が楽な気がする
皮膚呼吸だってできる
塗っても塗らなくても全身に症状がでるのは
同じである
だから南の島にいても塗らずに過ごしている

通院した時にドクターに相談した
日焼け止めを塗らない事に異論は唱えず
アレルギーの薬で対処しましょうと言ってくれた
話が通じるドクターで良かった
しかしその薬はほとんど飲んでいない
お守りのように持ち歩いているだけである

まだ先のことはわからない
どんな状態になっても
楽しく笑って過ごしたい

いいなと思ったら応援しよう!