はじめに|Letters from Someday
◯このnoteに込めた想い
はじめまして。
このnoteに出逢ってくださり、ありがとうございます。
みずきと申します。
とある地方の大きな病院で、事務職員として働いています。
安定した職について、両親を安心させたくて、自宅から通える大学を卒業後、地元で就職しました。
地元で結婚相手も見つけて、子供にも恵まれました。
親の顔だって、いつでも見に行ける距離に住んでいます。
なんて幸せなのでしょう。
普通に結婚して、普通に子供を産んで、何不自由なく暮らしていける。
それ以上に幸せなことなど、ないと思っていました。
でも。
なぜだかずっと満たされなくて、この違和感の理由を、ずっと探していました。
キャリアコーチングを受けてみたり、占いにヒントを求めてみたり、潜在意識や引き寄せの法則、宇宙の法則と呼ばれるものについて語られているものがあれば、目についたものから手当たり次第に知識を収集しました。
ジャーナリングをし、日々自分と向き合い、「私はいったいどう在りたいのか」、問いかけ続けました。
そしてようやく、気付いたのです。
私は、本当はずっと、誰かの心に寄り添う仕事がしたかった。
何度も何度も自分の本音を見つめ直して、何度も何度も同じような壁にぶつかりながら、いま、ようやく認めたのが、その気持ちでした。
あれこれ言い訳をして、見ないふりをして、聴こえないふりをして、それでも、無視しきれなかった想い。
何の知識も経験もないけれど、私は、私の言葉や行動で、誰かを元気にしたり、癒したり、幸せにしたり、そういうことをしたいと思っていたのです。
でも。
きちんと心理学を学んでこなかった私が、何の資格も持たない私が、いますぐそんな仕事をするわけにはいきません。学び直しが必要です。
けれど、仕事を抱え、子供を抱え、その道で成功するとも限らない未知の世界のために、私は学び直すことができるでしょうか。
また、先ほど述べたように、私は本当にこれまで「普通」に「あたりまえ」に「幸せ」を享受して生きてきました。
そんな私が、私の想像を絶するような、絶望の淵にいる人にかける言葉など、持ち合わせているでしょうか。
不安と自信のなさが、私の行動に制限をかけます。
そうです、私は怖いのです。
何度も何度も、言い訳をしてきました。
今もう、既に実践しているよね。
すぐそばにいる人に、目の前にいる人だけでなく、インターネットの中でやりとりする人も含めて、自分と直接接する人に、愛情をもって言葉をかけられる私でいたいと、そう願って人と接してきたよね。
そのことだって、あなたの立派な「やりたいこと」にほかならないでしょう。小さくたって世界に愛を注ぐ行為だもの、素晴らしく価値のあることだよね。
影響力の大小は関係ないよ、大事なのはひとつひとつの心なんだよ。
…と。
なにもおかしな屁理屈ではなくて、それも私が本当に心の底で大事にしている価値観です。
だけど、だからこそ、それさえ出来ていれば、私はじゅうぶんなのだと、これ以上は望んではいけないのだと、そんなことはおこがましいのだと、思い込んできました。
それこそが、違和感の正体でした。
目の前にいる人や手の届く範囲の人だけでなく、もっと広くもっと遠くまで、と、どうも私の心は思っているようなのです。
自分にはそんな力はない、けれど、でも、それでも、私は私にできる範囲で、できるだけたくさんの人に、言葉を届けたいと、思っていたのです。
でも、怖い。
まだ、覚悟が足りない。
だけど、それがしたい。
矛盾する想いを抱えてもがく私は、側から見るとさぞ滑稽なものかもしれません。
けれど、それがいまの等身大の私だから。
そんな自分を受け入れながら、少しずつ、私は私の理想の姿になっていけばいい。
いまの私にできることを、少しずつ積み重ねていけばいい。
そうして考えたのが、このnoteで、過去の自分に向けた手紙を書く、ということでした。
何も持たない私ではあるけれど、本当に何も持っていないわけではありません。
これまで悩んで、考えて、生きてきたからこそ、いまの私があるのです。
そんな私だからこそできることも、あるのではないだろうかと、思ったのです。
過去の自分を癒し励ますことは、いまの私にとって、自己受容のセルフコンパッション。
であると同時に、もしかしたら、いまを生きている誰かにとって、なにかしらのヒントになり得るかもしれない、と。
いわゆる「普通」に育ってきた私だからこそ、私と同じような悩みを抱えて生きている人は少なからずいて、その人たちの力に少しでもなれるのではないだろうか、と。
もちろん、世の中に「普通」など存在しません。
人は皆それぞれに尊く、それぞれに選んだ人生を生きているはずで、ひとつとして同じ人生は存在しません。
そして、同じ現象に対する思考も感情の動きも、皆それぞれに違うでしょう。
それでも、似たような悩みを持ち、似たような思考をし、似たような感情の動きをする人が、きっとどこかにいると思うのです。
人は皆、繋がっています。
心の奥深いところで、ひとつに繋がっています。
私はそれを信じています。
だから、私が私に向けて書いた手紙が、きっと、いつかの誰かに届くことも、あるのではないかと、感じているのです。
そして、もし、私の手紙があなたに届いて、その心をほんの少しでも掬い上げることができたなら、こんなに嬉しいことはない、と心から思います。
だから、拙くても、未熟でも、私にできる精一杯の愛を込めて、ここに言葉を綴っていきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
あなたの世界が、今日も愛と光で溢れていますように。
◯プロフィール
みずき
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30代後半に突入してから自分軸を探しはじめ、ようやくいまいる場所が「はじまりの村」であることを理解した人生の初心者。
真面目に深く考えることが好きで、遅咲きながらも、自己理解と自己受容を深めてきた。
昔からスピリチュアルに興味があり、自分軸探しの中でその熱が再熱。潜在意識の働きや引き寄せの法則など、様々な書籍や発信を吸収していく中で、ようやく自分の腑に落ちたところであり、それを自分の言葉で再構築するつもりでいる。
タロットカードやオラクルカードによるカードリーディングが趣味。
MBTI診断はINFJ提唱者。ストレングスファインダーは上位から、内省、学習欲、共感性、調和性、運命思考。
過去の自分に手紙を送ることで、自分を癒しながら、同じように悩む人の力になりたいと願っている。
ちなみに、「癒しのレターセラピスト」はChat-GPTと相談して決めたキャッチコピー。名乗るのはまだちょっと恥ずかしい。
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…でも、興味を持ってもらうために、そのくらいの恥は乗り越える!とノミのような心臓をバクバクさせながら、noteをスタートしました。
ということで、応援よろしくお願いします!笑