見出し画像

突然、私の目の前から消えてしまったあなたへ

突然、私の目の前から消えてしまったあなたへ。

お元気ですか?

あなたと繋がっているSNSの画面から、あなたのアイコンが消えていることに気が付いたあの日、私はとても驚きました。

急いで、ほかのSNSや、あなたのブログを検索したけど、それもすべて消えてしまっていて、あなたの意志の強さを思い知りました。

突然、あなたと連絡を取る手段を失って、ぽっかりと胸に穴が空いたようでした。

でも、消した、ということは、あなたの意思でそれを選んだ、ということだから。

あなたなりの考えがあって、いろいろ悩んで、その時のあなたにとって最善な判断をしたのでしょう。
そしてそれは、確実に、あなたにとって最高の選択になるはずです。

きっと、いつか、あの日を振り返る日が来たら、あなたはそう思うはず。

だからね、何も言わずにいなくなっちゃったことについて、私は何か言うつもりはないんだ。

ほんとはね。

声かけてほしかったな、とか。
私にできることはなかったかな、とか。
もしかして私が原因だったのかな、とか。

いろいろ、考えなかったわけではないけれど。

でも、あなたが選んだ選択が最も大切で尊いものだと私は知っているから、だから、私は何も言わないって決めているんです。

ただね。

ふいに、今日お誕生日だなあと思って。

でも、それを伝える術がないことが、少し、寂しくなって。

届くかどうかわからないけれど、ここにお手紙を書いてみようかなあと、思いました。

お元気ですか?

優しくて、人一倍繊細なあなただから、どこかでひとりで泣いていないかなって、少し心配です。
でも、優しくて、芯の強いあなただから、きっと何があっても大丈夫、とも思っています。

きっと、心優しい誰かが、そばにいるだろうなと思うし、誰かを支え励ましながら、励まされ支えられるあなたであるのだろうなと、思っています。

あなたが私にそうしてくれたように。

あなたが私にくれた言葉や心は、今も私の大切な宝物です。

連絡先がわからなくなって、物理的に言葉を伝えることができなくなったとしても、私は今でもあなたと繋がっていると思っているの。

こんなことを言うと、変に思われるかもしれないけれど。

だけどね、一度繋がったご縁は、途切れることはないと思っているの。

あなたと過ごした時間は、交わした言葉は、とてもやわらかくてあたたかで、あなたと話していると、まるで暖炉のそばで話しているかのように、心がじんわりとあたたまったんだよ。

今でも、そのぬくもりは、そばにあるの。

あなたの声はキャンドルみたい、と言ったこと、覚えているかな。
あなたがピアノを弾きはじめたら、私はあなたの演奏に合わせて歌いたい、なんて言ったこと、覚えているかな。

覚えていなくても、かまわない。
覚えていなくてもいいから、また話したいな。
声が聴きたいな。

…なんてね、それは私のわがままだから、聞き流してね。
あなたはあなたの思うように、生きればいいから。
あなたがどんな選択をしようと、私はあなたの味方であることを、決めているから。

お誕生日おめでとう!

伝えたいのは、たった一言なんだ。

いつでも、どこでも、心が繋がっているなら、どうかあなたに、この祝福が届きますように。
あなたにたくさんの幸せが降り注ぎますように。

いいなと思ったら応援しよう!

みずき|癒しのレターセラピスト✎𓈒𓂂𓏸
エネルギーを循環させていただけたら、嬉しいです❤︎ いただいたサポートは活動費に利用させていただき、さらに愛を循環させていきたいと思います!