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格闘技指導者よ!「タイト」と言うな!「ベッタリくっつけ」と言え!

タイトルについて、最初に謝っておきます。
偉そうな書き方をして、大変申し訳ございません。

さて、本題に入ります。
総合格闘技(ММA)において組み技の重要性は言わずもがなですが、私は長い間、それが苦手でした。
練習不足といえばそれまでですが、一番の原因は、長いこと「タイト」という概念が理解出来なかったからです。

組み合いなどの場面で、「タイトに!」なんて言われることはありませんか?
もちろん言葉の意味はわかっても、それが体現できないのです。
どんなに力を込めてギュッとしても、タイトにはならない。
人間がこういう形で生まれた以上、隙間は出来てしまうのです。

それではどうすればよいのか?
「相手にベッタリくっつけ!」ということです。
すなわち、相手に密着する面積を増やすのです。
そのために、一度沈み込んで、ぐっと上に上げる。
まっすぐ組むと「点」と「点」が局所的に接することになり、少しズラすとタイトではなくなってしまう。
そこで、せり上がることで密着する面積を大きくするというわけです。

試しに、やってみてください。
脇の締め方やタックルの入り方なども、それを意識すると応用が利くはずです。

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