年を1つとったお話
ご無沙汰しております。年をまた一つ重ねました。
当たり前のように時間は過ぎていきますが、私にとってはここまで来るのは大変でした。何かを成し遂げたような、大層な言い方をしていますが、ただ生きるのに必死だっただけで振り返ると20代は私的には波乱に満ちていました。詳しくは別のノートを参照していただければ幸いですが、端的に申し上げると20代中盤から後半にかけてはうつ病との戦いでした。20代の終盤は闘病に加え、今後の人生に影響を与える選択をする場面がいくつも連続であり、「大人」「自立」「一人立ち」に近づいていく自分を感じていました。
そして迎えた30代の一年目。今回のノートは私の30歳から31歳そして現在までに身の回りに起きた大きな変化を、振り返りながらお伝えしたいと思います。
世の中ではよく30歳は節目の年齢とされますが、私も例外ではなかったようです。最初に30歳になってから今までで変わったことを列挙しますと
祖父を亡くす
新たな病気にかかる
マイホームの購入
姪が誕生して叔父さんになる
noteを始める
ダーツを始める
投資に興味を持つ
事務仕事やボウリングの分析にAIを取り入れようと試みる(つい最近)
現在している仕事の将来について危惧を覚える
幸せをつかみ取って、安定とチャレンジの境目にいる
こんなところでしょうか。物的、心理的変化がたくさんありました。読んでるいる方たちにとってはナニコレと思われるかもしれない項目があるかもしれませんが、一年間の私のトピックスはこんなもんです(笑)
ひとつひとつ細かく経緯などを解説してもよいのですが、それでは書くのに時間がかかりすぎるのとあまり面白くなりそうにないのでやめます。その代わり、各トピックスで私にどのような変化が生じたか。そして今後どうしたいかなど、決意表明を兼ねて書けたらなと思います。
祖父が亡くなる
昨年末に祖父が亡くなりました。最後は家族みんなに看取られてその生涯を終えました。90歳まで生きた祖父は、アルツハイマーと死ぬまで戦い続けました。健康で生きる難しさと重要性、そして支える側のつらさをリアルに感じました。
病気にかかる
健康に意識を向けた途端、病気になるのも何かの縁なのでしょう。祖父が亡くなってからすぐにIgA血管炎という病気になり、今も治療を続けています。詳しいことは説明しませんが、悪くすれば腎臓機能の低下を招くような病気です。実際、私の尿からもたんぱく質が検出されて、一時は入院の可能性があるほど症状が悪化しました。今は落ち着いていますが、やはり健康に勝るものはないと痛感しました。これからの将来について不安に思いましたし、病気にむしばまれる恐怖を知りました。これはうつ病とはまた違った恐怖でした。
マイホームの購入
30代にして初めての大きな選択はマイホームの購入でした。色々ネットでも言われていて、マイホーム購入に反対派の方もいらっしゃいますが、やはり自分の家を持つというのは充実していいものです。立派な大きな家でも、特別何をこだわっているわけでもない、小さな家ですが、妻と穏やかに2人で生活できることがこんなにも自分を満たすものなのかとちょっと意外でした。ローンを組む際にも、うつ病が私の足を引っ張りかけましたが、無事に家に入り、生活が軌道に乗ると、割とどうでもよくなりました。妻とこの家での生活を守るのが私の最重要の責任です。
叔父になる
兄夫婦に娘が生まれて、私は叔父になりました。
親戚が増えるのはやはりうれしいことです。
何より父と母がじいちゃん、ばあちゃんになったことに安心しました。
今の時代は、個人がどう生きるかを常に考えさせられる世の中に感じます。私たち夫婦はそこで子供を産まない選択をしました。この選択によって、私の父や母が残念に思うのは簡単に想像がつきます。
個人の考え・思いと他人の考え・思いが常に同じ方向を向くとは限らない、むしろ違う方向を向くのが当たり前の、選択肢が無限にある人生で、大切な人には笑顔でいてほしい。
noteをはじめる
私にとってnoteとは。
というほど、私はnoteとまだ向き合っていませんが、それでも自分の考えを整理したり、気づいたりするのにはすごく役立っています。自分の深いところの考えや見方が文字になって表現されるのは面白いです。言葉にするのが得意な方ではありませんが、ゆっくり時間をかけてでも文章という形にしていけたら、将来の自分にプラスの何かを残せるような気がします。
ダーツが趣味になる
ボウリング場で仕事をするようになってから、趣味でボウリングをしているという考えは薄くなりつつあります。つまり、ボウリングをするのも仕事の一部になっているということです。ボウリングは変わらず、大好きです。ただ、常にそばにあり続けると、有難みもひらめきも、ときめきも惰性で弱くなってしまいます。そこで、オフの日はボウリング以外の選択肢があっても良いと思うようになりました。
出会ったのはたまたま妻が遊びたいと言ったダーツ。
今では、家にオンラインの対戦ができるような環境を整えるほどハマッています。ダーツの腕前はめっきり上達しませんが、不思議とボウリングの調子はいいんです。
何か違う発散の仕方を覚えたことで、煮詰まっていたものが解消されたように感じます。
投資に興味をもつ
マイホームを購入したことにより、余計に資産形成に向き合わないといけないと思うようになりました。お金大事ですものね。先の見えない将来・社会に対して備えておけるならやるに越したことはないと思います。まだまだ素人知識しかありませんがいずれは投資をテーマにしたnoteも書いてみたいと思います。
AIを利用することを試みる
近年何かと話題の生成AIは、私の身の回りの生活にも影響を与えるかもしれません。今は、仕事でちょっとしたイラストが必要な時や調べ事するときに使用する程度の超ライトユーザーですが、事務作業に応用したり、データ分析にも利用できる可能性を肌で感じております。私自身のユニークな使い方をこれから考えなければならないと思いますが、たとえばボウリングのデータ分析や、さらにその先のボウリングデータ分析アプリの開発等に役立てることを妄想しています。流行に鈍感な私にでさえ、このムーブメントは押し寄せてきているので、どうせなら使われる側より使う側になりたいなと思う次第であります。
仕事の将来について考える
最近よく思うのが、元気な人たちは休日に何をして過ごしているのだろうということです。土日の休日のボウリング場は、イベントがない限り、悲しくもかなり暇です。(こうして業務中にnoteを書くことだって………)遊びの選択肢にボウリングが上位に食い込むことができていないのは明らかな事実です。この先どうなるのだろうという不安はもちろんありますが、ボウリングにはこれからもずっと関わり続けていきたいという思いもあります。さらにいえば、ちょっと変かもしれませんが、今後ボウリング場、ボウリング業界が生き残っていくにはどうしたらよいか考えるのは結構楽しくて、実行してみたいなと思うようなプロジェクトを練るのも好きです。あとは発信して実行に移せるだけの気力と腹を決めるだけだと思います。
こうして書いてみると、やはり年齢を重ねたなぁと思います。自分が好きで、生き残るために勤め始めたボウリング場ですが、今はこのボウリング業界に自分ができることを考え始めていて、自分のためから会社・社会のためと思考・信条が変化してきているからです。
安定とチャレンジの間で
楽しい・幸せ・安心の基礎ができてくると今のまま死ぬまで生きたいなぁなんて考えることがあります。しかし、やりがいだったり、挑戦だったり、まだまだやり残していることがあるからこそ、チャレンジしたいという活力や好奇心のようなものが私にはあります。どっちも捨てがたいですが、やはりそのまま安定にすがってstayする方が私にはリスクに感じます。動けるうちに動きたいというのと、20代のうちにだいぶstayの期間が長かったものですからその怖さを知っている気がします。
総括
長々とメモのように書き連ねてきましたが、読み返してみると、私の気づかないところで人格自体が次のステージに進んだような感覚を覚えます。今までのアイデンティティ固執するわけではなく、新たな自分と向き合う時が来たような感じです。やりたいこと・やらなくてはいけないこと・やれないこと・やりたくないこと・やらなくていいことが自分のなかで段々整理がついてきたのが30代の1年目でした。あれもこれもすべてが思い通りになるわけがありませんが、少しでも自分のイメージした未来に近づけるよう日々の積み重ねを大事にして自分を育成していきたいなと思います。
最後に
今回も一読してくださってありがとうございます。久しぶりになってしまったnoteも書けば楽しくて、意外にもすらすら進めることができました。皆様の反応でさらにやる気がでる単純思考ですので、何かしらのレスポンスをいただけると嬉しいです。