デスノートのルールをネットで楽しむ会
なんと死神のノートのルールが人間界のWikipediaに載ってたので今回はそれを読みながら好きに言う回です。
公式としてはデスノート13巻に、デスノートのルールが載ってる。
が、実はこれの欠点としてめちゃくちゃ読みづらいというのがある。
補足データ付きなので、ルールの文章の文字がアリみたいに小さい。
多分松田の偽訃報の字より小さい。
というわけで、今回は
DEATH NOTE-Wikipediaより「デスノートのルール」をダラダラ読んで楽しむ会です。ちなみにこのページ、１３巻に載ってないルールや仕様も載ってます。主にメディアミックスで考慮されたやつです。
なので、
あなたも読んでください。面白いから。
はじめます。
顔を思い浮かべて4回名前を書き間違えられた人間に対し、以後デスノートは効かなくなる。ただし、デスノートによる死を避けるため故意に書き間違えた場合は書き込んだ人間が死に、名前を書かれた人間もノートの効力からは逃れられず、本名を書かれれば死ぬ。
これの例としては、第１話のシブタクが有名ですね。月はシブイマルタクオの漢字がわからないのでが何回か名前と死因を書いています。４回目の判定が行われる前に本名がヒットしたのでシブタクは死にました。
そしてこれ、
誰かを守るために使うことは出来ない、というのがミソです。
例えば 過熱トースターを守るために私、ユリノエが
加熱トースター 加熱トースター 加熱トースター 加熱トースター
と書けば、私ユリノエが死にますし、その後過熱トースターも別の人に過熱トースターと書かれれば死ぬってことです。【悲報】ユリノエ、無駄死に。
デスノートに書く物質は、文字として認識できれば何でもよい。血や化粧品、炭などでもかまわない。
作中といえば血です。でも、例えばなんですけど、リップで名前描くのちょっと官能的じゃないですか？化粧品として使えなくなるけど、その絵面は芸術的だと思いますね、私は。
名前を書かれたシールを貼ることなどは効果を持たず、ノートに直接書かなければならない。
シールが発明され、その概念が出てきたときに死神大王が追加ルールを設けたんだと思います。面白。己の手でちゃんと名前書けということです。
以下の人間はデスノートで殺すことができない。
人間界単位で124歳以上。
生後780日未満。
残りの寿命が12分以内。
死神は赤ちゃんが２歳+50日になるまで、デスノートで死をもたらすことは出来ません。
残りの寿命が１２分以内……はこれ、完全に死神用ですね。自分の寿命を分伸ばす為に名前書くな。ってことだと思います。私はそう思います。
但し名前を書いた人間が「何故死なない！」って焦る事案が発生します。死神の目を持つ奴とかね。草。
更に面白いと思ったのは １２４歳以上のところです。存在するの？
こちらの世界で誰が一番年とったのか？を知るためにWikipediaを見ました。
長寿-Wikipedia ←こちらのページに載ってます。
最終更新日は2024年10月14日 (月) 13:08なので新しめの情報と見ていいでしょう。
結論を言えば、１２４年生きた方がこの世界にいるらしいです。但し何らかの理由で記録・またはギネス認定はされていないらしい。気になる方は【ギネス世界記録非認定の主な長寿者】という項目に載ってるので見てみて下さい。なんかデスノートのネタと一緒に載せるのは不吉な気がする。皆さん、どうか長生きしてください。
デスノートと死神大王もそう言ってるんだと思います。（たぶんね）
さて、デスノートに戻りましょう。
2冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれた場合、一番先に書かれたものが優先される。
2冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれ、書き終えた時間の差が0. 06秒以内の場合は同時とみなされ、書かれた人間は死なない。
これ面白い。0.06秒ってアスリートの世界？私は24時制の世界で生きることを苦痛だと感じているので、何がなんだか全然わかりません。デスノートのシュールな面白さしかわからん。無効判定された場合、もう１回名前書き直したらたぶん死ぬってことでよろしいか？
死因を書いてから人間界単位で6分40秒以内に死に至るまでの詳細を書くと、その人間の死まで物理的に可能な範囲で操ることができる。可能な範囲でない書き方をした場合、書いた事柄は無効となり、すべて心臓麻痺で死ぬ
このルールいいよなぁ。何が良いって、一度名前を書けばもう取り返しがつかないってことです。どうしてもならせいぜい安楽死って書けば安らかな死を与えることが出来る(はず)。６分４０秒書き手に与えられます。せめて苦しまないように……ね。でも己が与えた死の運命を消すことは出来ません。覆水盆に返らず。
病名を書かずに病死と書き、時間指定をした場合、23日間以内であればその時間に適した病気で死ぬ。ただし、時間指定をせず病名だけを書き、その病気で死ぬのが24日間以上かかる場合、その病気で死ぬ場合に適した時間で死ぬ。ただし、死の状況や死因を変更できるのは6分40秒以内であり、死の時間を変更することはできない。
う～～ん。……例えば、癌。若い人ほど進行が早いってよく聞きますが。癌ってかけば元々患ってなかった場合は２４日以上かけていつか死ぬってことでよろしいか？ 患ってたら２３日以内に爆速で進んで死ぬ、みたいな。
死の直前の行動の中で対象者が死の直前に第三者を攻撃することは可能であり、攻撃を受ける者の死の状況をデスノートで示せば致命傷になりえる（ただし、直接的な表現では心臓麻痺になる場合がある）（実写映画版設定)
へー。実写版月くんが頑張って検証したみたいです。
デスノートを紛失または盗まれるなどした場合、490日以内にふたたびノートを手にしないと所有権を失う。
失くすな！！！！！！！！！！
一度所有権を放棄しても、ふたたび所有権を得ることは可能である。ただし所有権を得ることでデスノートの記憶を取り戻せるのは最大6回まで。7回目に所有権を再取得した場合は、それまでのデスノートに関する記憶をすべて失った状態でノートを使用することになる。
草。この所有権ルールで昔頑張った人間がいたんだろうな。だから死神大王も重い腰で上げざるを得なかったんですね。死神大王、面白過ぎる。デスノート落とさせるなよもう。 まぁ、彼も下界を眺めるくらいしか娯楽がないのかもしれないね。
特別編（2020年版）にて、デスノートのオークションに憤慨した死神大王によって新たに追加されたルール。
オークションという概念も比較的新しいからしょうがない。神の力を金銭でやり取りするなんて言語道断だよね～。
死神大王、激おこぷんぷん丸（死語）
死神の目 より。
目の取引を行った場合、本来の視力にかかわらず、3.6以上の視力になる。
うらやまし～。
おまけですがこのページはDEATHNOTEという作品についての情報も載ってるので 批評とか反響とかそういうのも載ってます。
作家の小谷野敦は、戸籍の編成による一人一名主義という近代日本特有の事情を自明視することによる問題を指摘する。デスノートには「本名」を書かなければならず、社会的に通用する名前（通称）であっても芸名などでは無効になるというルールは、現代の日本・韓国・中国のような戸籍が無く、明確な「本名」＝戸籍名が存在しない西洋諸国では適用し得ない、というのである。特にイスラム圏では長大なフルネームを本人すらも把握していない場合があり、どこからどこまでが「本名」なのか誰にもわからないという問題を生じる[11]。
これはそう。ぶっちゃけ、まじでそう。本名について我々は哲学しなければいけない。
でもこの問題に一つの答えを出した作品がありました。
(Huluオリジナルドラマ『デスノート NEW GENERATION』紫苑編では、デスノートに書く名前は戸籍に関係なく、本人が自覚している名前が必要である)
これ、私は見れてないです……。(今も配信されてるのかなこれ……でもLNWの主役３人の内にどうしても苦手な俳優がいるので、私は触れられません）
いや～面白いなぁデスノート（物）。無限に問いかけを拾えるじゃん。
上記で言えば本名問題とか、病死問題とかね。
まぁ死神の力という超越した見えないものを、人間向けに言語化したものだから、我々の想像をより搔き立てるのでしょう。私はそう考えます。
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