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令和6年度 国際情勢講演会in仙台    令和7年2月8日(土)13:30~16:00

令和6年度 国際情勢講演会in仙台 
日時:令和7年2月8日(土)13:30〜16:00
場所:仙台市市民活動サポートセンター地階 市民シアター 
最大収容数:167名
講師:杉山晋輔氏 外務省顧問 元外務事務次官 元アメリカ合衆国駐箚特命全権大使 早稲田大学特任教授
演題:日本の選択!

日時: 2025-02-08 13:30〜16:00
場所:[仙台市市民活動サポートセンター 市民シアター]
[日本外交協会宮城県支部主催 令和6年度国際情勢講演会in仙台]
主題:`日本外交` `アメリカ政治` `トランプ政権`

テーマ: 演題:日本の選択!
この講演は、日本の戦後外交の歴史とアメリカの政治制度、特にトランプ政権のリーダーシップと外交政策についての議論を中心に展開されました。参加者は150人で、新幹線の遅延がありましたが、予定通りの人数が集まりました。講演では、日米関係の重要性やアメリカの選挙制度、トランプ氏のリーダーシップについて詳しく説明されました。

要点

  1. 講演の開始時間と写真撮影のルール

  2. 質問の締切時間とアンケートの重要性

  3. 参加者数と新幹線の遅延について

  4. メディアの参加と写真の公開予定

  5. 携帯電話のマナーモードの確認

  6. 次の講演者の紹介と書籍の宣伝

  7. 主催者の挨拶と過去のイベントの振り返り

  8. 講師の経歴と役職の紹介

  9. 講演の開始と写真撮影の許可

  10. 日本外交の歴史 ハイライト
    民主主義のリーダーってものすごく嫌だという人がいても、この人のためなら死んでもやってあげるという人がどれだけいるかというところが、やっぱり強いリーダーの大きな要素なのかもしれません。
    トランプさんのものすごく根性があって、上院議員たちに自分の言うことをきちっと言って、だけど議員内閣制じゃありませんから、上院議員は自分たちが自分の選挙を勝ってきて、しかも上位議員なったら6年の期間があり、その任期をなん度も繰り返すベレラン議員も沢山いる。大統領4年ですから、最大でも8年、この大統領の言うことを聞かないと、自分はもう全国の代わりは何回も統制しているんだ、という人たちが大統領の言うことを簡単に聞かないのが上院議員、sかしトランプさんの言うとおり、選挙結果は大差に見えますが、実は僅差のギリギリだったんです。しかし、リーダーシップというのは、やっぱり相当トランプさんは強い政治欲を持った人であることは間違いない。
    アメリカというのはどんなにトランプさんが強くても、民主的ないろんな過程で選ばれてくる人たちというのは非常にしっかりした人がいる。
    日本とアメリカが協力して世界を引っ張っていくというのは、まさにやらなきゃいけない。
    アメリカのリーダーがこういうことを言うと、世界はどう思うだろうという、そういう立場に立たされるんですね、彼らは。
    質疑応答【QRコードを読み込み、記入formから質問を集計、司会が読み上げた】
    ①イーロン・マスクのトランプ政権内での役割
    イーロン・マスクがトランプ政権内で特別政府職員としての役割を果たしているが、その具体的な役割は不明。
    o イーロン・マスクはトランプ政権内で特別政府職員として働いている。
    o 彼の具体的な役割や影響は明確ではない。
    o トランプ大統領との関係が最近強化された可能性がある。
    ②韓国の政治情勢
    韓国の政治情勢は不安定であり、日米韓の同盟関係に影響を与える可能性がある。
    o 韓国では政治的な不安定が続いている。
    o 日米韓の同盟関係は重要であり、強化が求められている。
    o 韓国の政治情勢は国際的な関係に影響を与える可能性がある。
    ③アメリカの関税政策
    アメリカは中国、メキシコ、カナダに対して関税を課すことを検討しており、ロバート・ケネディが公正長官としての役割を果たす可能性がある。
    o アメリカは中国、メキシコ、カナダに対して関税を課すことを検討している。
    o ロバート・ケネディが公正長官として関与する可能性がある。
    o 関税政策は国際貿易に影響を与える。
    ④日米科学技術協力
    日本とアメリカが科学技術分野で協力し、最先端の技術を生み出すことの重要性。
    o AIや宇宙分野での協力
    o 国際社会への貢献
    ⑤トランプ政権のエネルギー政策
    トランプ政権が液化天然ガスなどのエネルギー資源を積極的に採掘し、輸出する政策。
    o ロシアへの依存を減らす可能性
    o アメリカの経済利益
    ⑥日米同盟の軍事的信頼性
    日米同盟における日本の自衛隊の役割とアメリカの信頼性についての議論。
    o 在日米軍の存在意義
    o 日本の防衛費の増加議論
    ⑦アメリカのエリートに対する尊敬と社会階層の隔離
    アメリカでは、教育を受けた人や教養のある人に対する社会の尊敬が強く、それが社会階層の隔離につながっている。
    o 教育を受けた人や教養のある人への尊敬
    o 社会階層の隔離の問題
    アメリカでは、教育や教養を持つ人々が社会的に尊敬される傾向があり、これが社会階層の隔離を生む要因となっている。日本と比較して、アメリカの方がこの傾向が強いとされる。
    ⑧中国との関係と国際法の重要性
    中国との関係において、国際法のルールを無視することは許されず、責任ある行動が求められる。
    o 国際法のルールの重要性
    o 責任ある行動の必要性
    中国が国際法を無視して現状を変更しようとすることに対し、国際社会は責任ある行動を求める必要がある。日本は米国はもとより他国と協力し、中国と向き合うことが重要である。
    講師の論点と解説
    日本外交の歴史
    戦後日本がどのようにして国際社会に復帰し、外交関係を構築していったかを説明する。
    o 戦後の日本は、太平洋戦争の敗戦から復興を目指し、アメリカとの同盟を結びました。
    o サンフランシスコ平和条約により、日本は独立を回復し、国際社会に復帰しました。
    o 日ソ共同宣言により、ソ連との戦争状態を終結させましたが、領土問題は未解決のままです。
    o 日韓基本条約により、韓国との正式な国交を樹立しました。
    o 中国との国交正常化は、1972年に田中角栄総理の訪中により実現しました。
    ソ連との領土問題と国連加盟の障害
    日本は戦後、ソ連との領土問題や国連加盟の障害に直面していた。ソ連は日本の国連加盟を拒否しており、これが日本の国際的地位の回復を妨げていた。
    o ソ連は日本の国連加盟を拒否していた。
    o 領土問題が未解決であった。
    o 日本の国際的地位の回復が困難であった。
    アメリカの大統領選挙と二大政党制
    アメリカの政治は二大政党制であり、民主党と共和党が主要な政党である。選挙では独立候補も存在するが、二大政党が主導権を握っている。
    o 民主党と共和党が主要な政党。
    o 独立候補も存在するが影響は限定的。
    o 二大政党制がアメリカの政治を支配している。
    アメリカ合衆国の歴史と州の拡大
    アメリカ合衆国は1776年に13の州が連邦を形成して建国された。その後、州は拡大し、現在は50州が存在する。
    o 1776年に13州で建国。
    o 州は拡大し、現在は50州。
    o 州の拡大はアメリカの歴史の重要な部分。
    アメリカの選挙制度
    アメリカの選挙制度は、上院議員と下院議員の選出方法、選挙人制度、大統領選挙の仕組みなどから成り立っている。
    o 上院議員は各州2人ずつ選出され、合計100人。
    o 下院議員は人口に基づいて選出され、合計435人。
    o 大統領選挙は選挙人制度を採用し、538人の選挙人が大統領を選ぶ。
    o 選挙人の過半数である270人を獲得した候補が大統領に選ばれる。
    o ウィナー・テイク・オール方式で、州ごとに最多得票を得た候補がその州の選挙人を全て獲得する。
    アメリカ大統領選挙の仕組み
    アメリカの大統領選挙は4年に1度行われ、選挙人制度を通じて大統領が選出される。選挙人は各州の選挙結果に基づいて割り当てられ、過半数を獲得した候補が大統領に選ばれる。
    o 選挙人制度は州ごとの選挙結果に基づく。
    o 過半数の選挙人を獲得した候補が大統領に選出される。
    o 激戦州の結果が選挙の行方を大きく左右する。

アメリカの議会制度と議員の選挙
アメリカの議会は上院と下院から成り、上院議員は6年任期で3分の1ずつ2年ごとに改選され、下院議員は2年任期で全員が改選される。
o 上院は100議席、下院は435議席。
o 上院議員は6年任期で3分の1ずつ改選。
o 下院議員は2年任期で全員改選。
アメリカの予算編成プロセス
アメリカの予算は立法府で決定され、行政部が提出する予算案は参考に過ぎない。予算は上院と下院で審議され、最終的に議会で決定される。
o 予算案は行政部が提出するが、議会で決定される。
o 上院と下院で予算案が審議される。
o 歳入委員会が予算に関する強い権限を持つ。
アメリカ大統領選挙のプロセス
アメリカの大統領選挙は、11月の投票だけでなく、プライマリーや予備選挙を通じて各州で候補者を選ぶプロセスがある。プライマリーや予備選挙を通じて候補者を選ぶ
o 各州ごとに候補者を決定
o 党大会での指名が重要
• 説明
アメリカの大統領選挙は、単なる一回の投票ではなく、各州でのプライマリーや予備選挙を通じて候補者を選び、最終的に党大会で指名されるプロセスを経る。このプロセスは、候補者の選定において重要な役割を果たす。


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