2022/03/14の17ライブ進行台本

音楽ライターの富澤えいちが17ライブで配信している番組の進行台本を公開しています。

音楽ライター富澤えいちの「昼ジャズ」

♪ 「昼ジャズ」とは?

音楽ライターの富澤えいちが、お昼休みにジャズを気軽に聴いてもらおうという17ライブの配信です。11時~午後1時ぐらい、ほぼ毎日、17ライブで生配信してます!
リプライズ(再放送、夕方から夜の時間帯)もやってます。

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♪ 本日の特集★新譜注目盤!キット・ダウンズ【ヴァーミリオン』

↓プレイリスト掲載ブログ

キット・ダウンズ(Kit Downes)
1986年生まれ、イギリス出身のピアニスト、オルガン奏者、作曲者。2008年にBBCジャズ賞を受賞。2010年にマーキュリーミュージック賞にノミネート。チェルトナム音楽祭、ロンドン・コンテンポラリー・オーケ ストラ、スタバンガー・コンセルタス、リワイヤー・フェスティバル、ケルン・フィルハーモニ ー、BBCラジオ3、ウェルカム・トラストの委嘱を受けるほか、映画製作者、ゲー ム開発者、クラシック音楽の作曲家とのコラボレーションなども。彼自身が学んだロンドンの王立音楽院で教鞭を執り、フェローシップを取得。
キット・ダウンズ(Kit Downes)『ヴァーミリオン(Vermillion)』
長く共演関係にあるスウェーデン出身のペッター・エルド(Petter Eldh, /bass)とイギリス出身のジェームス・マッドレン(James Maddren, /drums)とともに制作したアルバム。2022年11月リリース。キット・ダウンズは2018年に教会のオルガンで収録したほぼソロ演奏による『OBsidan』でECMレーベルのソロ・デビューを果たし、2019年には2作目『Dreamlife of Debris』で“別世界のような美しさをもつ”と絶賛されている。本作はオルガンとピアノの両方を使いサックスとギター、チェロ、ドラムスという多編成だった前作から一転、ピアノ・トリオに独自の解釈を加えて、新たなコラボレーションとインプロヴィゼーションの世界を生み出している。

パーソネル:キッド・ダウンズ(piano), ペッター・エルド(double-b), ジェームズ・マドレン(drums)

♪ “オタマのジャズスタ道場”

毎週、ジャズ・スタンダード・ナンバーを1曲ずつ取り上げて、譜面を作りながら音源を紹介しつつ、スタンダードについての深掘りをしています。

♪ 今週は「キーピン・アウト・オブ・ミスチーフ・ナウ(Keepin' Out Of Mischief Now)」

見本音源
Keepin' Out of Mischief Now / ルイ・アームストロング&オールスターズ / Satch Plays Fats
Keepin' Out of Mischief Now / ジェス・ステイシー / Blue Notion

「キーピン・アウト・オブ・ミスチーフ・ナウ(Keepin' Out Of Mischief Now)」とは?
1932年にファッツ・ウォラーが作曲、アンディ・ラザフが作曲した曲。タイトルは、「いま、悪戯しちゃダメよ」という意味。
★曲目 作品コード:0K0-0179-9

♪ 本日のニュース拾い読み

音楽を取り巻くエンタテインメント業界は、社会生活と密接に関係しています。コロナ禍では「不要不急」の槍玉に挙げられましたが、エンタテインメントは社会と切り離してかたれるものではなく、むしろ現代社会の映し鏡の一面もあると考えています。また、ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
ポッドキャストでこのニュースを読み上げ&解説していますので、ご利用ください↓

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