先人の語るオーストラリアの暮らし
シドニーで暮らし始め、10日程度のワタクシ。
まだ右も左もわからない。
逆方向へ向かう電車やバスに乗りパニくったり、突然の便意にトイレが見つからず九死に一生を得かけたりしながら、それでもこの街の美しさと人々のフレンドリーさを楽しんでいるのだが、それにしても先人たちの情報を何かつかめればと情報収集を継続中。
そんな折、ワーホリでいらしている方のYouTubeのチャンネルが大量にお勧めに上がってくるもので、試しに一つ再生したところ、止めない限り次の番組が永遠に垂れ流れ続ける設定になっており、しばらく聞き続けていたのである。
そんな中、某YouTuberの方は「日本では、相手への指摘などは濁しながら、ダイレクトに言わないことが多く、オブラートに包まれることが多いが、海外で働くと、間違えたこと、自分のミスは厳しく追及・指摘され、人種差別もある!!」と憤っていた。
…が、しかし、ワタクシの経験では日本では、年功序列で頭ごなしにみんなの前で大声で罵られるという経験をしたが、海外に出てからそのような経験はない。むしろ海外の方がそんなことはないんじゃなかろうかと思っている口である。あの手厳しい香港ですらそう感じ、人々がもっとリラックスしてフレンドリーなシドニーでそのような雰囲気はまだ微塵も感じていないワタクシ…
…だって、海外でそんなことしたら…
即HRに通報、パワハラで、下手したら裁判沙汰になりかねない(大げさ)
割と、部下のミスを一緒にどう解決し、チームとして課題に乗り越えるかっていうのも上司の腕の見せ所というか、評価の基準になっているような気すらするので
「ホントこの人使えない!!」などと口走る=その人にマネージする能力がないととらえる人が多いんではなかろうか…ととらえている人も多いんじゃないだろうか。
そしてその方は「スーパーバイザーが変わって、やり方が変わり、今までのやり方をしていたら凄く指摘されたのでキレて反論した。けど、真剣に取り合ってもらえず、人種差別だと感じた」
と言っていたのだが…
その方が、別の動画で外国人の友人と英語で話している動画を上げているのを拝見したところ、英語でのコミュニケーション能力に相当な難ありと感じた。動画の8割「OK」とか「Let’s go」程度で、後は数単語を発してコミュニケーションで文章を構築で来ておらず、字幕を自作でつけていたのだが、和訳もいくつか間違えており…大変申し訳なくはあるのであるが、
…これは…取り合ってもらえないだろ…
と正直思ってしまった。
ワタクシは、英語でプレゼンもするし、英語で会議もする。それでも、やはりネーティブ同士の会話についていくのは難しいなと感じるし、仕事ではプレッシャーを感じることもある。ただ、良い人たちに恵まれ、色々助け船を出してくれるので、大切な見落としてはならない詳細についてのコミュニケーションは出来るのであるが…言い方は悪いが、あの方の英語では、相手には何も伝わってないし、ただ「あーなんか仕事の件で指摘したら怒ってる、、でもなぁ…仕事はちゃんとやってもらわないと困るからなぁ…」程度にしか思われてなかろうなぁと思った。
逆に、簡単な単語を並べる程度のコミュニケーション能力のない外国人が日本でやってきて、その人がその人をマネージする立場にあって、「んー。。この仕事は注意しないといけないなぁ…」というときに、伝えるべきことを伝えて、意見ではなく、怒りの感情が返ってきたらどうだろうか。
…これ以上言っても伝わらないから、必要最低限伝えて、仕事だけやってもらえればいいや…
にならないだろうか、。
別にそこに差別意識やらなにやらはないかと思われ…むしろそれ以上の問題が起こらないように放置しよう程度で…それを人種差別だとすり替えるのは違う気がする。
ワタクシもまだまだ修行中の身ではあるのだが、海外で暮らし働き、それなりに楽しく生活をしたいのであれば、必要最低限の英語力を身に着けておかないと、見える景色や囲まれる環境がかなり異なるのかもしれないなぁ…と感じた次第である。