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冗談じゃねーわよ!

日本人一人の会社で働くワタクシ。

普段からゲイである事をカミングアウトしているワタクシは、言葉遣いや発言はそのままオネェなので、割と「面白くて陽気な人」という印象を与えている。と思っている。えぇ、思い込みですけど何か?

そんなワタクシ、ある日、取引先の日本企業の担当者が、「できません」を連呼するだけで、代わりに何ができるのか言わない、「できない」と言われても結局別のルートでやったら結果できるというのが多すぎて、あまりに非協力的な態度を続けたうえに、出来ると言っていたことを、話が進んでから「やっぱりできない」と言ってきたので、堪忍バッグの緒がぶっちぎれ、異議申し立て苦情をする事にしたのです。

日本語の電話だし、周りの人には理解のできない内容のはずが、電話を切った瞬間

「ど、どうしたの?大丈夫だった?怒ってたでしょ?」
「あんなに起こってるの見たことない」

とビビられる。

状況を説明し、自分が言った言葉の印象をそのまま英語にするとFワードだのSワードだのが出てくるのだが、

「でも日本語でそういう言葉使わなかったね」と突っ込む香港人の同僚は、各国の悪口にはやたらと興味を示す永遠の中二病

「『バカ!』とか『死ね!』とか言わなかったじゃない?」と言われたので、

言うかバカたれ!

と思った次第ではあるが、そうね、ハタと思ってみたところ、英語で考えたとき、、FワードやSワードを使った表現を日本語で考えて見て見たら、低俗な言葉より、やたらめったら丁寧過ぎる言葉で圧をかける事で、攻撃力を高めてるわねぇ、、、と思ったワタクシ。

英語でもそういうのはありそうだけれども、弊社のCEO@イギリス人も、怒るとビジネスの場で、業務提携をしている相手先にFワードを使うことなど普通にある。

日本の世間一般で思われているほど「良識のある人はFワード使わない」というのは、また少し違う様子である。

ちなみにワタクシ、普段日本語を使う機会がほぼないため、勢いついて苦情を申し立てるときはルー大柴バリにカタカナが増える。

物凄く滑稽に聞こえるのでそうしたくなくても、日本語の単語が見つからないことが多々ある@ただの痴呆。

それを止めようとすると、やたら「アレーアレなんだから!!」「アレ、ほらアレ・・・アレレ?!!」アレだらけになる。完璧なるおばさんだよまったく。

短期は損気。

えぇ、ワタクシの師匠@NYにも「怒るな」「怒っちゃダメ」と深く禁じられているのだけれども、この度ワタクシが怒ったのは自分のため、自分の感情に従った事ではなく、仕事の問題解決をするためなので仕方なしとさせて頂く次第である。許せ師匠。

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