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ジロリンタン備忘録210723

 きょうは 7月23日だ。
 じつは、レイモンド・ソーントン・チャンドラーの誕生日なのだ。彼は1888年7月23日、イリノイ州シカゴに生まれた。だから、きょうはチャンドラー生誕133周年記念日なのだ。
 ほかに有名な作家が7月23日に生まれたかなと思って調べたら、ウディー・ハレルソンとか、ダニエル・ラドクリフといった俳優の誕生日だとわかった。マイクル・コナリーは7月21日生まれで、ジョン・D・マクドナルドは7月24日生まれだ。惜しい!
 2005年頃、おれのうちでチャンドラー誕生会をしたことがあるが、そのあと、家の中が散らかりすぎて、他人の誕生会などしている場合じゃなくなった。2017年夏には、東京で「マルタの鷹協会」主催のチャンドラー誕生会をしたっけなあ。
 このコロナ禍が終息したら、ぜひチャンドラー誕生会とか、ハメット誕生会(5月)とか、派手に開けるかな?
 とにかく、レイモンド・チャンドラーに乾杯!

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 きのうは、ウィリアム・ノーランの死亡記事を<ガムシュー・サイト>に書くのに1日かかってしまった。実際に書くよりも、資料集め、プリントアウト、読解、まとめのほうが時間がかかってしまった。30年から40年前の自分のインタヴューを再読して、いろいろなことを再認識してしまった。
 ハメットがピーター・コリンスン名義で書いた「帰郷」は、ハーバート・ルームではなく、ノーランが連邦議会図書館の地下室で初めて発見したこととか。やっぱり、ハメット研究はノーランの功績に負うことが多いこととか。リリアン・ヘルマンがノーランのハメット伝執筆の邪魔をしたとか。
 そうそう、ノーランはもともとチャンドラー・ファンだった。それが、友人の勧めでハメットを読むようになって、ハメット収集・研究を始めたのだ。

 ということで、きょうはこれで終わりにして、オリンピックス以外のことに従事するかな。



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