見出し画像

ジロリンタン備忘録210724

 きのうの夜は大変だったね。
 ちょうど夕食時だったので、オリ怪々式を何気なく観ていたんだけど、選手登場する段になって、知らない国名がどんどん出てくる。
 これはまずいぞと思って、4年か5年に一度の世界地理の勉強をするつもりで、五十音順で知らない名前を覚えようとしたが、えっ、200国・地域以上が登場するんだって!
 でも、 ROCって何だと思ったら、ロシアン・オリンピック・コミティーなんだって、でも、どうしサ行の終わりに登場したのかね? 今更、「ソヴィエト連邦」はないだろうに!
 かつては、USSRの前に登場していたUSAがなかなか登場しない。えっ、NBC-TVの都合で最後に登場したんだって? 派手に登場するのかと思ったら、横縞のシャツに黒のスーツだって! 《ウェスト・サイド・ストーリー》のジェット団とシャーク団だと思ったよ。なかなか地味で、予想を覆したところがよろしい。
 この長〜い選手登場が終わって、やっとトイレにいけたよ。初めのほうで登場した選手たちもトイレにちゃんと行けたのかな、と心配してしまうよ。
 やっと選手登場が終わったので、書斎に移ったら、聖火点火に長嶋(茂雄)さんが登場したというので、TVを観たら、長嶋さんが松井くんに支えられ、王(貞治)さんと一緒に聖火を持っている。でも、最後に聖火台に登ったのは、大坂なおみ(英語読みではネイオミー)くんか。体の不自由そうな長嶋さんをわざわざ登場させなくてもいいだろうよ。

  話題が変わって、けさ、The Violent World of Parker のウェブマスターの Trent がツイッターでリチャード・スタークの『悪党パーカー/襲撃』を原作にしたフランス映画 Mise a Sac をYouTube で観られると知らせてきたので、観ることにした。
 これは日本ではTVで《闇をつき抜けろ・真夜中の大略奪》として放映したらしい。真夜中の大略奪というのは、アメリカ題名 The Midnight Raid の直訳だね。原作は1964年刊で、映画公開は1967年だ。監督はアラン・キャヴァリエ。知ってる? 脚本企画にクロード・ソーテが加わっている。舞台がアメリカからフランスのアルプス山脈に囲まれた田舎町に変わってるいる。時間は1時間26分。
 登場人物の名前が当然変わっていて、プラナーの名前はパーカーではなく、ジョルジュ。話は結末以外は、原作に近い。と言っても、原作を読んだのは随分昔のことなので、そう思っているだけかもね。グロフィールドみたいな仲間の1人が電話交換嬢の1人と仲良くなるところも原作にあったような気がする。そして、ほとんど音楽がない。後半で珍しく効果音楽らしき音がはいるが、不要である。
 フランス映画なので、フランス語を喋るのだが、英語のサブタイトルがついているのが救いだ。もちろん、日本語の字幕はない。YouTubeのウェブサイトで、「Mise a Sac」で検索をかければ観られるからね。ほかに、Pillaged(略奪)という別のアメリカ題名もあるようだ。

画像1

 というところで、きょうは終わろう。


文章を売るのが商売なので、金銭的な支援をしてくださると嬉しいですが、noteの支援方法が面倒なので、ネット書店でガムシュー・プレス刊か扶桑社ブックス刊の木村二郎著書を購入していただくほうが簡単で、大いに助かります。もしくは、「スキ」をたくさんください。よろしくね。