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リリースの書き方は”秒でわかる”がポイント
様々な企業でリリースを書いてきた経験を基にすると、表題のとおり、最も大事なポイントは”秒でわかる”ことです。
もちろん、内容として”面白いリリースかどうか”なども大事なのですが、メディア側が受け取るリリースの数は1日100〜多い日には300とも言われています。
その中でいかにリリースを手にとった瞬間に「面白そうだな」と思ってもらうか、が大事になります。
次から次へとメール、電話、投げ込み、Faxなどで送られてくる山のような情報の中で、どんなに面白い内容のリリースであっても、小さな文字で敷き詰められたリリースをじっくりとは読んでもらえません。
まずは手を止めてもらうためにも、”秒でわかるリリース”を作っていきましょう。
ポイントは3つです。
・全てを物語るタイトルに
・文字ではなくなるべく図・絵・写真で表現
・潔く情報は削る
全てを物語るタイトルに
タイトルを読めば、内容とスケール感がきちんと伝わるようにしてみましょう。
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メディアにウケる情報とは? こだわるべき8つのポイント
にも書いた通り、メディアが欲しい情報をきちんと盛り込んで、言いたいことが全部伝わるタイトルを目指しましょう。
文字ではなくなるべく図・絵・写真で表現
人間時間が無い時に、じっくりと文章を読むなんてやっぱりできないものです。パッと秒でわかってもらえる資料には、やはり視覚的な工夫が必要です。商品の良さや工夫は、それを文字であれこれ書くよりも写真や絵の方が雄弁にそれを語ってくれるでしょう。
潔く情報は削る
これは、「言うは易し」の最たる例でとっても難しいです 涙。とにかく、企業としての頑張りを全部伝えたい!となってしまうのが苦しいところです。
ですが、いろいろ書きすぎて読まれなくなってしまうのではもとも子もないので、やっぱりここは断腸の思いで削りましょう。メディアの目にとまり、報道してみよう、となれば自ずとより詳しい情報を聞きにきてくれます。
それでもやっぱりどうしても削れない!と言う場合は、2枚目以降にAPPENDIXとして載せましょう。
やっぱり1枚目には基本的に、「企業が伝えたいこと×メディアが興味を持つこと」の両方を満たす情報だけを載せるべきです。
参考までに、王道のリリーススタイルを載せてみます。いろんな書き方がありますが、広報を始めたばかりの会社さんは、まずこういった王道スタイルからはじめてみても良いかもしれません。
・全てを物語るタイトルに
・文字ではなくなるべく図・絵・写真で表現
・潔く情報は削る
この3点を踏まえつつ、トライしてみてください!
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