Harrow Schoolでのサマースクール開始 そこは学校というよりも街だった件
イギリスのハロウスクールでのサマースクールが始まりました。
日本の安比にも間も無く開校する、ということで日本でもかなり知られるようになりました。
イギリスのハロウスクールの設立は1572年。
まさに日本では室町幕府が滅亡し、戦国時代真っ只中の時期です。一体どんな悪いことしたらそんな時代から続く学校になれるの、と思うくらいの歴史ですね笑
この学校出身の1番の有名人と言えば、ウィンストン・チャーチルです。(日本人的には多分彼くらいしか有名人はいないのですが)
ヒトラーとやり合えるのはチャーチルしかいない、とまで言われたあの強烈な性格をハロウスクールが育んだと思うとそれはそれですごいですね。
ロンドンからタクシーでも電車でも約1時間と少し。
いわゆる典型的な「学校」っぽいものを想像していたのですが、全然違いました。
もう街全体が学校なんですね。
イメージで言えば筑波大学の学園都市みたいな感じかなと思います。
学校の関連施設が色々あって、ゴルフコース、テニスコート、ポロの練習をする馬場、ジム、、、なんだってあります。
もちろん病院やスーパーマーケットに飲み屋(パブ)など、生活に必要なものも全て揃います。
11歳以上はある程度大人の一員として見られるのか行動の自由度も高く、夜9時までに寮に戻れば、友達同士で街へ遊びに繰り出しても良いそうな…
ヨーロッパのティーンエイジャーって本当早熟なんですよね。
14-5歳で身長180-190センチなんてざらで、日本では「大きいね!」と言われる、中1で170センチ弱の息子がとーっても小さく見えました笑
見た限りメンバーは、3/4くらいがヨーロッパなどからの白人系、1/4くらいがアジア人といった具合です。
ですが、そのアジア人もほとんどがヨーロッパ圏で育った子達(なぜかパリから来た子が非常に多い)で、言葉も振る舞いもまさにヨーロピアン…笑
綺麗なフランス語を話し、フランス語訛りの英語を話すわけです。
息子はあまりのインターナショナルな感じに圧倒されていたようですが、頑張って汗かきながら色々話しかけに行っていました笑
わかるわかる、そのアウトサイダー感。
本当に泣けるくらい分かる。
私も初めて20年前初めてロンドンに降り立った時、言葉や文化、趣味やスポーツに至るまで、日本と全然違って、何から始めたら良いのかも分からなくて戸惑いました。
とにかく相手の話に耳を傾け、そして自分自身のことも知ってもらう。
その繰り返しです。
きっとすぐにお友達もできるはず!
頑張れ〜!
今日はウィンブルドン決勝。Chelseaのパブリックビューイングにて応援中です。
国枝選手、おめでとう!!!誇らしいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?