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今回の鳥集氏のメルマガは、特に秀逸だった。

 医療に関わる人間は、読んで、自身の思考を振り返ってみた方がいい。
 そういえば自分自身も、若いころには反・反医療的な考え方をしていたこともあった。恥ずかしいことに、思い上がっていたのだろう。

 有料メルマガなので、詳細な内容紹介は控えたいが、

エビデンスを重視する医師たちの中から、患者の「価値観」や「自己決定権」を尊重する意識がすっぽり抜け落ちている。

さらに

「買い手市場」になっているせいか、いつの間にか患者が主役の医療ではなく、医療者が主役の医療になってしまった。

 そんな医療者の姿を目にしたら、そりゃ、反医療になるというものだ。
 そして、反医療に追い込まれた人たちを利用して自己顕示欲を満たす医師は昔からいたし、今もいる。
 今回暴言をポストした医師たちは、反医療を食い物にする医師に間接的に加担しているのだ。その自覚がない点が、最も愚かである。

 「医局休憩室での駄弁り」レベルの内容を全世界に発信してしまうこと、それが非常識であることすら分からない人間が医師免許を持っていること、はかなり忌々しき事態である。


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