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意識を宇宙に飛ばす

先日、👇の天文台で「MItaka」という「4次元デジタル宇宙ビューワー」を大画面で、しかも解説付きで見せて頂いた。

あまりに感銘を受けたので、帰宅後に調べてみると、なんと無料配布されており、自宅のPCでも操作できることがわかった。

Mitakaは最新の観測データや理論モデルを用いて、太陽系から天の川銀河、大規模構造といった、宇宙の階層構造をリアルタイムに可視化するソフトウェアです。地球から飛び立ち、観測されている宇宙の果てまでを自由に移動して、天体の運動や構造を観察することができます。

こんな画像が、ぼんやりとマウスをスクロールしているだけで見れてしまう👇画像とともに意識も、地球を離れていく。

さらば地球よ
太陽系の全て
オールトの雲、「彗星の故郷」とのこと
ようやく有名な恒星が現れる
天の川銀河。太陽系は端っこにある
視点を変える
アンドロメダ発見!!
1億光年先の光景
宇宙の果て。暗い部分は未知の世界、とのこと。何があるのか・・・
天の川銀河の中心にあるブラックホール「いて座Aスター」

あまりにもスケールが大きいものに触れると、いろいろな事がどうでもよくなる。これが精神衛生上、とても良い。

この👇一連の動画も大変興味深い。

例えば下の動画とか、どれだけ複雑な計算による成果なのか皆目見当もつかないが、宇宙の始まりから今までの悠久の時の流れを感じられ、別世界にトリップできる。

我々が属する天の川銀河とアンドロメダ銀河も約40億年後に衝突するそうだ。

同じシュミレーション研究でも「飛沫がこんなに拡散しまーす(笑)」とか「8割死にまーす(笑)」とか、とは格の違いを感じる。

それにしても、こんな手軽に意識を宇宙に飛ばすことができるようになるとは、すごい時代になったものだ。
科学にはロマンが必要だ。刹那的で自己顕示欲にまみれた科学など、いらない。
・・・
と、つぶやきながら、今日も医師という刹那的な仕事に従事している。

補1

先述した西はりま天文台は、「なゆた望遠鏡」が有名だ。反射鏡の直径2m、一般公開されている望遠鏡としては世界最大である。

上記HPより

今回は生憎の天気で星空は見えなかったのだが(でも、そのおかげでMitakaを知ることができた)、今年の2月に訪れた際には月の表面や木星の縞模様やその衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ)などを見せて頂いた。
まさに「手に取るように」くっきりと見えた。

補2

同じ日、同天文台で初めてオーロラが見えるかもしれない、とスタッフの方々が期待されていた。
でも、先述どおり天候だったので、見ることはできなかった。

赤いオーロラについては以前も触れたことがある。
我が国でも、古くは日本書紀や明月記に記載がある。いつかこの目で見てみたいものだ。


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