これはなかなか辛い現実だ。
その一人であるアンドリー・スモレンスキさんが紹介されている。
一方、このような意見もある。
最後に記事はこのように結んでいる。
戦争は無い方がいいに決まっているし、すぐに終結した方がいいに決まっている。
しかし、ロシアは未だ戦争を終わらせる気はない。クーデターでも起こらない限り、侵略が完了するまで意地でも続けるだろう。
では、仮に今ウクライナがロシアに白旗を上げたら、彼ら負傷兵はどうなるか?
我が国に例がある。日本が米国に占領されていた時期に、傷痍軍人の方々が受けた仕打ちだ。
以下、厚労省のページにある下記の資料より引用する。
https://www.mhlw.go.jp/content/12101000/000331382.pdf
傷痍軍人の戦後の姿として私が真っ先にイメージするのが、これだ。
(この漫画は本当に凄いので、未読であれば絶対に読んだ方がいい。)
そして「その男」がその後に発した言葉は、前出の負傷兵であるアンドリーさんと同じだった。
引用したBBCの記事に「体の一部を失った負傷者が増え続ける中、当人たちはどうやって一般市民としての暮らしに戻るのか。」とあった。
彼らが誇りを失うことなく一般市民としての暮らしに戻るためには、「戦争が終わる」ことではなく「戦争に勝つこと」が必須条件なのだろう。